「看護の日」をご存知でしょうか?毎年5月12日がその日にあたります。また5月12日を含んだ日曜日から土曜日までは「看護週間」に指定されています。
 
※2017年の「看護週間」は5月7日(日)~5月14日(土)です。
 
「看護の日」が5月12日になった理由は近代看護の礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日に由来しています。

 
 
この記事では「看護の日」とは何か?をお伝えするとともに「ナイチンゲールの生涯や名言」についてもご紹介いたします。
 
 

「看護の日」とは?

これからの高齢化社会を支えていくためには国民ひとりひとりが看護の心ケアの心助け合いの心を持たねばなりません、その心を育てるきっかけになるようにと旧厚生省によって1990年に制定されました。
 

 

“国民の4人に1人が65歳以上になった”と昨年(2016年)ニュースになっていましたね、また日本の医療費は30兆円規模に膨れ上がり今後も増加が見込まれています、さらには医療現場では過酷な労働が強いられていて現場労働者の負担は増すばかりだそうです・・・いま一度「看護の日」の存在意義を見直して各人ひとりひとりが看護の心を育んでいきたいですね。

たくさんのイベントが催されます

「看護の日」の一環として忘れられない看護エピソードの受賞作表彰式が毎年タレントさんを招いて行われています。受賞作は日本看護協会のページよりダウンロードできますので是非読んでみてくださいね。
 
日本看護協会 看護の日のページです。
 

心に沁みる話がいっぱいです・・・作品を読むと看護の心とは何か?少しだけわかったような気がします。

 
授賞式のほかにも各都道府県ごとにフォーラム、お笑い、演劇、コンサート、授業など・・・自由に参加できるイベントがたくさん催されますので参加してみてはいかがですか?私も看護師をしている友達の招きで何度か参加させていただいています。
 

外国では・・・

国際看護師協会が1965年から5月12日を「国際看護師の日」と定めています。またアメリカとカナダでは5月9日~15日を「国民看護週間」と定めています。
 

私たちは何をすればいいのでしょうか?

「看護の日」のイベントに参加するなどして看護について考える機会を得るのが良いと思います。また私の個人的な考えですが・・・・健康に留意した生活を送ることが重要で不摂生のために風邪を引いたり、不注意のためケガをしたりしないことはとても大切なことだと考えています。
 

老後や病気のことを考えるのは気が重いですが、こういった機会に家族で話し合うのもいいと思います。

 
 

フローレンス・ナイチンゲール


 
1820年5月12日 – 1910年8月13日
 
両親がイタリアのフィレンツェを旅行中に生まれたため、その地にちなんでフローレンスと名付けられた。裕福な家庭で非常に高い水準の教育を受け育つ。慈善活動の中で貧しい農村の暮らしを垣間見てからは人々に奉仕する活動がしたいと思うようになった。姉の看護をする名目でドイツの病院付学園に滞在した後、看護師を目指しロンドンの病院に就職する。
 
1851年に始まったクリミア戦争で従軍看護師として志願する。彼女の仕事ぶりは「クリミアの天使」、「ランプの貴婦人」などと称された。ナイチンゲールの働きぶりによって42%だった病院での死亡率が5%に低下しました。(死亡の原因の多くが院内が不衛生だったことによる感染症だったそうです。)
 

 
決して夜回りは欠かさなかったそうです・・・
 

人生の大半を戦場で兵士たちに奉仕し続けたようなイメージですが、実際に彼女が従軍して看護師として奉仕したのはクリミア戦争の2年半ほどです。

 
クリミア戦争の終了後には病院内での状況を分析、統計資料としてまとめ提出し、保険制度の改革や軍組織の改革に貢献しました。
 
37歳の時に心臓発作で倒れ、その後の約50年はベッドの上で大半を過ごし本の執筆などの活動が中心だったそうです。
 

ナイチンゲールの名言

ここではナイチンゲールの名言の一部をご紹介します。
 

あなた方は進歩し続けない限りは退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい。

 

女性よ自立しなさい。自分の足で立ちなさい。

 
 

あとがき・・・

「看護の日」はナイチンゲールの誕生日に由来していますが、この日の設立には“これからの高齢化社会が現状のままではとても支えていけないのだ”との強い危機感や思いがあるのだとわかりました。私も「看護の心」をしっかり育んで貢献できるようにしていきたいと思います。
 
 
記事:ロミ