夜勤のメリットのひとつに給料が高いことがあります。辛い夜勤もお金が良いから続けられると言う人も多いのではないでしょうか?ところで・・・こんな経験はありませんか?
 
給料明細書を見てびっくり・・・
「何だか思っていた金額と違う⁉」
 

 
 
お金のことなので聞きにくいし、自分が勘違いしているだけかも・・・と、モヤモヤした思いを飲み込んだ方も多いのではないでしょうか?
 
でも・・・もしかしたら経理の計算ミスかもしれませんよ。私は3年前に会社を辞めるまで正社員として20年間夜勤をしてきましたが、経理の計算ミスが年に1回程度はありました。
 
この記事では『夜勤の手当の種類』『夜勤の手当の計算方法』に併せて『夜勤の手当をもらい損ねないためのチェックポイント』をご説明します。「夜勤の手当」の計算を自分でできれば、支給される手当を漏れなく受け取れます。

けいすけ
ただでさえ辛い夜勤です、お金のことでモヤモヤしないよう、記事を読んでスッキリしてくださいね。

 
 
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夜勤はどんな手当があるの?

夜勤の手当を計算するためには、まずは、どのような種類の手当があるのか知ってもらうことが重要です。夜勤で支給される手当はおもに以下の2つです。

  • 深夜割増手当
  • 夜勤手当

それでは順番に見ていきましょう。

深夜割増手当

22時~翌5時に働くと支払われる割増賃金です。

労働基準法により、雇用主は、深夜時間帯(22時~翌5時)に従業員を働かせると「25%以上の割増賃金」を支払うことが義務付けられています。

 

時給1000円なら1250円にアップします
 
私の勤めていた会社では「深夜割増手当」と呼んでいましたが、会社によっては「深夜労働手当」「深夜割増賃金」「深夜手当」などいろいろな呼び方があると思います。
 

夜勤手当

「深夜割増手当」とは別に支給される手当です。「交代勤務手当」なんて言い方もします。
 
夜勤手当は、雇用主に支払い義務はありません。あくまで雇用主の任意によって支払われる手当です。言うなれば・・・「夜勤ご苦労さま♡」の意味を込めた雇用主の善意の手当と解釈するべきでしょうか・・・
 

ごくろうさま♡
 
私の勤めていた会社では「深夜割増手当」とは別に、夜勤1回に付き1,500円の「夜勤手当」が支給されていました。
 

夜勤は、社食(会社から補助がでていますよね)が利用できなかったり、昼に自宅にいるため夏場の電気代がバカにならないなど、昼勤より出費が増えます。そして何よりも命を削っている感が凄いんですぐぬぬ 個人的には夜勤手当は支給されて当然だと思います。

 

会社によっては・・・

「深夜割増手当」は支給せずに「夜勤手当」のみ支給する場合もあるようです。ただしその場合は、夜勤手当の金額が「25%割増賃金×労働した深夜時間」以上でなければいけません。

【例】時給1,000円で深夜時間帯(22時~翌5時)に6時間労働した場合。
1000×0.25×6=1500  となり、1,500円以上支給されていないと法律違反となります。

 

夜勤の手当の計算方法

月給制で働いていると、夜勤の手当がどのように計算されているのか?わかりにくいですよね。経理に任せきりでチェックしない人も多いと思います。しかし所詮は人のやること・・・意外に間違いが多いんです  手当をもらい損ねないようにしっかり計算しましょう。
 
夜勤の手当を計算するために、まずは以下の2つを行います。簡単にできますよ。

  • 就業規則の確認
  • 時間給の算出

 
私の会社を例に挙げて、夜勤手当の計算まで行いますね。

就業規則の確認


 
従業員が10人以上いる会社には「就業規則」が必ずありますので、以下の3点を確認しましょう。

  1. 深夜割増手当が支給される時間帯と割増額
  2. 夜勤の休憩時間
  3. 夜勤手当の有無や金額
私の会社の就業規則は以下の通り。

1.深夜割増手当は22時~翌5時、25%
2.休憩時間は1時~2時、賃金はなし
3.夜勤手当は一日1500円

手当の割増は労働基準法の最低ラインですが、夜勤手当1500円が嬉しかったです(^^)

時間給の算出

月給制で働いていても、割増手当の計算は「時給」で行われます。以下の3つの情報をご用意いただいて、そのまた下の計算式で「時給」を算出してみましょう。

  1. 基本給
  2. 年間休日
  3. 所定労働時間

(※1は給料明細、2,3は就業規則でご確認ください。)

-計算式-
基本給×12÷(365-年間休日)÷所定労働時間

 

私の時給を算出しますね♪

1.(基本給) 297,000円
2.(年間休日) 115日
3.(所定労働時間) 8時間

297,000×12=(基本給年額) 3,564,000円
(365-115)×8=(年間労働時間) 2,000時間

3,564,000÷2000=(時給)1,782円

私の時給は1,782円です。

 

夜勤の手当を計算してみましょう!!

 
 
【例】私が「21時~翌6時(1時~2時休憩)」まで勤務した場合に、支給される夜勤の手当は?

(こたえ)4,173円
 

深夜時間帯は休憩が1時間あるので・・・6時間
時給が1,782円、割増は25%なので・・・1782×0.25×6=2673
夜勤手当が1回に付き1,500円なので・・・2673+1500=4173

支給される手当の合計は4,173円です(^^♪

 
是非、ご自分の夜勤の手当も計算してみてくださいね。
 
 

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夜勤手当をもらい損ねないためのチェックポイント

うれしい、うれしい給料日。
ところが給料明細を見てみると・・・「あれ?何だか少ないぞ」なんて経験はありませんか?お金のことなのでモヤモヤしますよね。スッキリするために是非やってもらいたいことがあります。それは・・・
 
『給料明細書のチェック』です。
 

チェックポイントは“3つ”


①夜勤手当は就業規則の通りに支給されているか?

②深夜時間帯の労働時間は、自分の記録と同じか?
③割増は正しい時給で計算されているか?

 
給料明細書のチェックをするためには、前項でご紹介した【就業規則の確認】と【時給の算出】にプラスして【事前準備(出勤・退勤の記録)】が必要になります。

事前準備(出勤・退勤の記録)

「夜勤をした日数」と「深夜時間帯(法律では22時~翌5時)の労働時間」が分からないと手当の計算ができません。出勤・退勤の記録を必ず残すようにしましょう。

すごく大変そうな話に聞こえますが、スマートフォンがあれば楽々です。

締めの日にパチリと写真を撮っておきましょう。

【夜勤をした日数】と【深夜時間帯の労働した時間】が「給料明細書のチェック」には必要となります。

のちほど私の給料明細書のチェックをしますが、その事前準備として・・・
 
平成24年10月度の私の記録です。
夜勤した日数は10日間、22時~翌5時の労働は60時間でした。

 

タイムカードがICカードの会社だと、スマホで写真を撮ることはできません。残念ですが地道に手書きで記録しましょうね。

給料明細書のチェック

それでは私の給料明細書を使って夜勤の手当をチェックをしてみましょう!!

繰り返しとなりますが【チェックポイント】は・・・
①夜勤手当は就業規則の通りに支給されているか?
②深夜時間帯の労働時間は、自分の記録と同じか?
③割増は正しい時給で計算されているか?
 

-私の情報-

  • 深夜割増手当は22時~翌5時、25%
  • 休憩時間は1時~2時、賃金はなし
  • 夜勤手当は一日1,500円
  • 時給は1,782円
  • 夜勤は10日間
  • 深夜時間帯の労働は60時間
  •  

     

    ①夜勤手当15,000円

    就業規則で夜勤一日に付き1,500円、今月の夜勤は10日でした。1,500×10=15,000  ・・・なので問題ありません

     

    ②深夜割60時間

    「深夜割」と省略された表現になっていますが、深夜時間帯に労働した時間のことです。出社・退社の記録から、今月は60時間でしたので問題ありません

     

    ③深夜勤務手当26,730円

    時給は1,782円、深夜時間帯の労働が60時間、割増は25%だったので、 1,782×60×0.25=26,730 正解!!これまた問題ありません

     

     
    今月分の夜勤手当の計算に『問題はありませんでした』  スッキリしました

    会社によって給料明細書の項目や名称は若干違うと思います。しかし記載される内容は大きくは変わらないと思うのでしっかりと確認してくださいね。私の経験では、経理が手入力するためか「夜勤手当」の間違いがとても多かったです。一日間違うと1,500円なので安く無いですよね(^^;

     
     

    最後に・・・

    給料の計算にもコンピューターが導入されて計算ミスは減った思います。しかし、まだまだ手入力の部分もあったりしてミスも目立つんです。ただでさえ辛い夜勤です、お金のことでモヤモヤしないように、自分でしっかりとチェックしましょうね。
     
    では重要な部分を繰り返します。

    夜勤の手当をもらい損ねないために・・・
     
    まずは以下の5点を行います。
     
    1.「深夜割増手当が支給される時間帯と割増額」の確認
    2.「夜勤の休憩時間」の確認
    3.「夜勤手当の有無や金額」の確認
    4.「時給」の算出
    5.「出勤・退勤」の記録

     
    それを元に「給料明細書のチェック」を実施しましょう。
     
    ①夜勤手当は就業規則の通りに支給されているか?
    ②深夜時間帯の労働時間は、自分の記録と同じか?
    ③割増は正しい時給で計算されているか?

     
    最後に私からのアドバイスです。
    「出勤・退勤」の記録は、締めの日にスマホで写真を撮ることを推奨しましたが、日々パソコンなどに記録しておくと締日の集計がとても楽ですよ。毎日1分も掛からない作業なので是非習慣化してくださいね。
     
     

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    記事:けいすけ
     
     

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