けいすけ
鋭いトゲを持つ植物が…ちょっぴり怖い…そんな管理人の「けいすけ」です。今回ご紹介するのはこれ!


枝にとても鋭いトゲを持っています。防犯の目的で垣根に使われることも多いのですが、トゲに誤って触るとホント痛いんですよね

今回はそんなカラタチの花言葉をご紹介します。実はカラタチには…
トゲに似合わない花言葉が付いているんです!

この記事を読めば、カラタチの花言葉とその「意味」や「由来」を知ることができます。
この花には鋭いトゲには似合わない花言葉が付いていますので詳しく解説しますね。そのほか「花情報」や「名前の由来」もお届けしますのでお楽しみに。
けいすけ
トゲに似合わないカラタチの花言葉って、どんなんやろうね?ここからは先生とお芝居ふうにお伝えします。
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カラタチの花言葉
それでは早速、カラタチの花言葉をご紹介します。その花言葉とは…


けいすけ
むむむ・・・確かに尖ったトゲには似合わないメッセージですね。どうしてこの花言葉が付いたのですか?


ハッキリとした由来はわかりませんでした

しかし・・・一説では、これらの花言葉は童謡『からたちの花』が関係しているのでは無いかと言われています。
この童謡は作詞・北原白秋、作曲・山田耕筰ですが、歌詞には耕筰の少年期の体験が込められていると言います。

小さい頃、養子に出された耕筰は、工場で働きながら夜間学校に通っていました。工場では辛いことも多くて、我慢できなくなった日は、カラタチの垣根のそばで泣いたそうです。
そんな…童謡『カラタチの花』に由来して「思い出、温情、心に沁みる」の花言葉が付いたのかも知れません。

けいすけ
歌の歌詞に、泣いた後…♪みんなやさしかったよ♪…とあるので、カラタチが慰めてくれたという意味なのでしょうね。

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カラタチの花情報
ここではカラタチの花をより身近に感じていただけるようにカラタチの花情報を2つご紹介しますね。
- カラタチの花情報
- カラタチの名前の由来
それでは順番にどうぞ!
カラタチの花情報
分 類= ミカン科カラタチ属
学 名= Poncirus trifoliata
英 名= Orange jasmine
和 名= カラタチ(枸橘)
別 名= キコク(枳殻)
原産地 = 中国
色 = 白
開花時期= 4月~5月
誕生花 = 11月15日
カラタチの花です…

白い花が可憐ですね…
でも近づくと…

鋭いトゲがチクリとしますのでご注意を!
学 名= Poncirus trifoliata
英 名= Orange jasmine
和 名= カラタチ(枸橘)
別 名= キコク(枳殻)
原産地 = 中国
色 = 白
開花時期= 4月~5月
誕生花 = 11月15日
カラタチの花です…

白い花が可憐ですね…
でも近づくと…

鋭いトゲがチクリとしますのでご注意を!
日本へは8世紀頃に伝わったと言われています。
ちなみに・・・カラタチは花が咲いた後に緑色の実を付けます。
それが9月~10月頃にかけてオレンジ色に熟すんですよ。
せんせい
果実は、酸味、渋みが強くてそのままでは食べられませんが、果実酒などの材料として用いられています。
カラタチの名前の由来
和名のカラタチ(枸橘)とは、唐からやって来た橘という意味です。橘(たちばな)とはミカン科ミカン属の植物です。
ここで一句・・・
いみべのおびと『万葉集』
からたちと 茨(うばら)刈り除け 倉立てむ 屎(くそ)遠くまれ 櫛創る刀自(とじ)
【現代語訳】
カラタチとイバラを刈って取り除き倉を建てよう、便所は遠くでしておくれ、櫛を作るご婦人たちよ
【現代語訳】
カラタチとイバラを刈って取り除き倉を建てよう、便所は遠くでしておくれ、櫛を作るご婦人たちよ
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あとがき・・・
カラタチの花言葉をご紹介しました。
それでは最後にもう一度、カラタチの花言葉を繰り返しご紹介しますね。
―カラタチの花言葉―
思い出
温情
心に沁みる



けいすけ
もしカラタチの垣根を見かけたら、花言葉と童謡『からたちの花』を思い出してね。でも触るとトゲが痛いのでご注意を。
それでは・・・

記事:けいすけ
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