けいすけ
釣鐘のような花が好き!そんな管理人の「けいすけ」です。今回ご紹介するのはこの花!

 
サンダーソニア
 
別名クリスマスベル(Christmas bells)とも呼ばれ、その名前の通り、釣鐘のような花がぶら下がって咲きます。おとぎ話にでも出てきそうな愛らしい花なんですよ。
 
今回はそんなサンダーソニアの花言葉をご紹介します。実はサンダーソニアには…
 
ちょっぴり悲しい由来の花言葉も付いていたんです!
 
サンダーソニアのイラスト
 
この記事を読めば、サンダーソニアの花言葉とその「意味」や「由来」を知ることができます。
 
この花には少し悲しい由来をもつ花言葉も付いているので詳しく解説しますね。また「花情報」や「名前の由来」などもご紹介しますのでお楽しみに。
 
けいすけ
ちょっぴり悲しい由来って、どんなんやろうね?ここからは先生とお芝居ふうにお伝えしますね。

 
 
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サンダーソニアの花言葉

 それでは早速、サンダーソニアの花言葉をご紹介します。その花言葉とは…
 
 

 

祖国を想う・望郷・福音・祈り・愛嬌

 

 

けいすけ
むむむ・・・いろんな花言葉が並んでいますね。どうしてこの花言葉が付いたのですか?

 
 
 それでは・・・花言葉の由来を次の2つに分けて解説しますね。

  • 祖国への思いに由来する花言葉
  • 花のかたちに由来する花言葉

祖国への思いに由来する花言葉

まずは『祖国を想う、望郷』とは…
 
学名でもあるサンダーソニア(Sandersonia)とは、1851年に南アフリカでこの花を発見した入植者ジョン・サンダーソンの名前にちなみます。
 
開拓者のイラスト
 
そんな…ジョン・サンダーソンら入植者たちの遠く離れた祖国への思いに由来して『祖国を想う、望郷』の花言葉が付きました。
 
 
 

 ところが・・・

 
『祖国を想う、望郷』の由来には少し悲しい別説もあるんです。

 
サンダーソニアの原産国である南アフリカでは、かつてサンダーソニアの野生種が咲き誇っていました。しかし、
 
涙を流すサンダーソニアのイラスト
 
入植者による動植物の乱獲によって、保護区をのぞいてサンダーソニアの野生種を見かけることは無くなってしまったんです。
 
そんな…サンダーソニアなど乱獲された動植物たちの故郷を奪われた無念さに由来して『祖国を想う、望郷』の花言葉が付いたとも言われているんです。
 

けいすけ
なんだか悲しい由来も伝わっているのですね。プレゼントしにくいわ。

 
 
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花のかたちに由来する花言葉

サンダーソニアといえば釣鐘のような花が特徴的ですよね。その姿に由来して『福音、祈り、愛嬌』の花言葉が付いているんです。
 
順番に詳しく見ていきましょう。

 
まずは『福音、祈り』の由来とは…
 
サンダーソニアは、細くて華奢(きゃしゃ)な茎に、釣り鐘のような花がぶら下がって咲きます。
 
サンダーソニアのイラスト
 
その花姿から別名でクリスマスベルとも呼ばれているんですよ。
 
そんな…クリスマスを連想させるような花の姿から『福音、祈り』の花言葉が付きました。
 
 
 
 
続いて『愛嬌』の由来とは…
 
サンダーソニアは別名でチャイニーズランタンとも呼ばれています。
 
手提げ提灯を持つお婆さんのイラスト
 
うん・・・確かに花が手さげ提灯(てさげちょうちん)のようにも映りますよね。
 
そんな…手提げ提灯のような咲き姿から『愛嬌』の花言葉が付きました。
 

 

けいすけ
『福音、祈り、愛嬌』の花言葉なら人を選ばずにプレゼントできそうですね。

 
 
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サンダーソニアの花情報

ここではサンダーソニアの花をより身近に感じていただけるようサンダーソニアの花情報を3つご紹介しますね。
 

  • サンダーソニアの花情報
  • サンダーソニアの名前の由来
  • 特徴的な葉っぱ

 
それでは順番にどうぞ!

サンダーソニアの花情報

分  類= ユリ科サンダーソニア属
学  名= Sandersonia aurantiaca
英  名= Christmas bells
和  名= サンダーソニア
別  名= クリスマスベル、チャイニーズランタン
原産地 = 南アフリカ
色   = 黄、オレンジ
開花時期= 周年
最盛期 = 6月~10月
花持ち = 5日程度
誕生花 = 6月8日
 
サンダーソニア
サンダーソニアの写真
メルヘンの世界の花みたい…愛らしい
 
 
アップで見ると…
サンダーソニアの写真
ランタンのように映りますね…ホオズキにも似てる…
 

 
 日本へは1973年に初めて輸入されました。そう…思いのほか新しい花なんです。でもそのキュートな花の姿から、スグに人気の花材となりました。
 

ちなみに・・・

 
サンダーソニアはサンダーソニア・オーランティアカ(Sandersonia aurantiaca)という一種のみで一属を形成しています。これって非常に珍しいことなんですよ。
 
 

 
 

サンダーソニアの名前の由来

繰り返しになりますが・・・学名でもあるサンダーソニアとは、1851年南アフリカでサンダーソニアを発見した入植者ジョン・サンダーソン(John Sanderson)の名前にちなみます。
 

ただし別説では・・・ラテン語のsalveo(健康な、完全な)が語源だともいわれています。

 
 

 ちなみに・・・

 
和名ではチョウチンユリ(提灯百合)なんて呼び名もあります。サンダーソニアの姿を的確に表現した、いいネーミングですよね。
 
 

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特徴的な葉っぱ

花が特徴的なサンダーソニアですが、その葉っぱもまた特徴があるんですよ。
 
サンダーソニアの葉っぱのイラスト
 
サンダーソニアの葉先は“くるり”とヒゲが巻いていて、それを近くのものに巻き付けて、体を支えながら成長するんです。
 
花をアレンジするとき、このヒゲが役に立つのでお試しあーれ。
 
 

 
 

こちらもどうぞ…
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あとがき・・・

サンダーソニアの花言葉をご紹介しました。
 
それではもう一度、花言葉を繰り返してご紹介しますね。

―サンダーソニアの花言葉―
 祖国を想う
 望郷
 福音
 祈り
 愛嬌
 

 

せんせい
『祖国を想う、望郷』の由来には少し悲しい説も伝わっていますが、基本的にはどの花言葉を贈っても喜ばれそうです。是非どうぞ。

 
それでは・・・
 

記事:けいすけ
 
 
 
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