彼岸花(ヒガンバナ)
緑の茎のうえに真っ赤な蜘蛛のような花が咲く、何とも不思議な雰囲気を持つ花ですよね。
 
秋のお彼岸に合わせて咲くこの花を見ると…私は夏が終わってしまう焦燥感に襲われて、とても感傷的な気分に浸ってしまうんです
 
今回はそんな「彼岸花ヒガンバナの花言葉」をご紹介します。彼岸という少し怖い名前が付いている花なので…
 
花言葉も・・・
怖い言葉なのでは?
不吉なものばかりなのでは?
・・・と思われる方も多いと思います。

 
この記事では「彼岸花の花言葉」とその「意味」や「由来」を色別に詳しく解説します。併せて「たくさんの名前を持つ彼岸花」についてもご紹介しますね。オリジナルイラストたっぷりで分かり易く、そして楽しくお届けします。
 

けいすけ
果たして彼岸花の花言葉は、怖くて不吉なものばかりなのでしょうか?その答えは?乞うご期待ください。

 
 
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彼岸花の花言葉

 彼岸花にはたくさんの花言葉が付けられていますので、赤・白・黄の色別に分けて花言葉をご紹介しますね。
 

赤い彼岸花の花言葉

彼岸花と言えば「赤」ですよね、そんな赤い彼岸花の花言葉とは…
 

 

 

悲しい思い出・再会・あきらめ・独立・転生・情熱

 

 
 
 グヌヌ…何だか物悲しい雰囲気をもった言葉が並んでいますね。ひとつだけ「情熱」なんてポジティブな言葉もありますが…なぜこんな言葉が付けられたのでしょうか?
 
 
 
 まずは少し物悲しい「悲しい思い出、再会、あきらめ、独立、転生」を解説すると…

彼岸花は、秋のお彼岸の時期に合わせたように咲きます。仏教でお彼岸は「この世とあの世が最も近づく期間」だと考えられています。そのため「人の死」を連想させるような花言葉が付いたと言われています。
 
ところで・・・お墓には彼岸花がたくさん咲いていますよね?それには理由があります。
 
昔は人が亡くなると火葬せずにそのまま埋葬していたため、ネズミやモグラが穴を掘ってお墓を荒らす恐れがあったんです。それを防ぐ目的で彼岸花が植えられていました。
 

 
彼岸花は全草有毒といって「花、葉、根、茎のすべてに毒を持っています。特に鱗茎(りんけい)と呼ばれる球根部分に毒が多いため、地中に埋めておけば、動物を近づけない効果があったんです。
 

けいすけ
確かに… 「彼岸花=お墓」のイメージが強いですよね。そのため“何だか物悲しい”これらの花言葉は付いたのでしょうね。

 
 
 それでは残りの「情熱」の花言葉について解説しますね…

この花言葉は赤い色に由来して付けられたと考えられます。赤はとても活発で、強いエネルギーをもつ色ですよね。

 
 

白い彼岸花の花言葉

続いては白い彼岸花の花言葉です。その花言葉とは…
 

 

 

また会う日を楽しみに・思うのはあなた一人

 

 
 
 どちらの花言葉も恋人に向けての言葉では無くて、亡くなった方を偲ぶようなメッセージの言葉だと思われます。
 
 

黄色い彼岸花の花言葉

それでは最後に…黄色い彼岸花の花言葉です。その花言葉とは…
 

 

 

深い思いやりの心・追想・陽気・元気な心

 

 
 
 「深い思いやり、追想」もまた亡き人を偲ぶ言葉だと考えられます。一方、「陽気、元気な心」は黄色がもつ明るくて活発なイメージから付けられたのでしょうね。
 
 


 
けいすけ
個人的には、彼岸花の花言葉に「怖い」「不吉」というイメージは感じませんでした。物悲しい雰囲気の花言葉といった感じですね。案外ポジティブな花言葉も多かったですし。

 
 一見ポジティブに思える花言葉でも、根底には亡き人を偲ぶ意味合いがこもっているので、彼岸花の花言葉はプレゼントには不向きだと思います。
 
けいすけ
なるほど・・・確かに人に贈る場合には注意が必要ですね。皆さんも十分にご注意くださいね。

 
 

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彼岸花の花情報

彼岸花をより身近に感じていただけるように、ここでは彼岸花の花情報をご紹介しますね。

花情報

科・属名= ヒガンバナ科リコリス属
学  名= Lycoris radiana
英  名= Red spider lily、Spider lily
和  名= 彼岸花
原産地 = 日本、中国
色   = 赤、白、黄

 

名前の由来

秋のお彼岸の時期に花が咲くことが名前の由来だと言われています。そのほかにも…彼岸花には毒があって食べると「彼岸=あの世」へ行ってしまうため彼岸花になったという説もあります。
 
彼岸花には「マンジュシャゲ」や「リコリス」などの別名があります。「マンジュシャゲ」はサンクリット語(インド、南アジアの古代の言葉)で「天空の花」(別の説では「赤い花」)という意味があります。そして「リコリス」は学名となっています。
 
 これ以外にも彼岸花は非常にたくさんの名前を持っているんですよ…

たくさんの名前を持つ彼岸花

日本での彼岸花の呼び名は、一説によれば、その数1000以上あると言われています。日本に分布する花でこれほどたくさんの名前を持つ花は無いんだとか…彼岸花は日本人にとって特別な存在なんですねぇ
 
ざっと調べただけで…

幽霊花・地獄花・死人花・毒花・毒百合・痺れ花・剃刀花・天蓋花・狐花・狐の松明・狐扇・狐簪・雷花・花火花・火事花・歯欠婆・葉見ず花見ず・捨て子花…etc

…こんなにもたくさんの別名がありました。
 
 
うひゃぁ…どれもこれも何だか悪い名前ばかりですね。何でこんな名前が付いているのでしょうか?
 
 
 
 名前の由来を4つのパターンに分けてご紹介しますね。

1.お彼岸に咲くため付けられた名前

幽霊花(ユウレイバナ)
地獄花(ジゴクバナ)
死人花(シビトバナ)

 彼岸花はお彼岸シーズンに咲くため「死」を連想させるような名前が付けられています。それと…お墓にたくさん植えられていることも関係しているのでしょうね。
2.毒を持つため付けられた名前

毒花(ドクバナ)
毒百合(ドクユリ)
痺れ花(シビレバナ)

 彼岸花が有毒であることに由来した名前です。一説には子供が間違って食べないように、わざと怖い名前で呼んでいたとも言われています。
3.姿から付けられた名前

剃刀花(カミソリバナ)
天蓋花(テンガイバナ)
狐花(キツネバナ)
狐の松明(キツネノタイマツ)
狐の扇(キツネノオウギ)
狐の簪(キツネノカンザシ)
雷花(カミナリバナ)
花火花(ハナビバナ)
火事花(カジバナ)
歯欠婆(ハッカケバア)

 彼岸花の姿から付けられた名前です。何だかどれも怖い名前ですね。彼岸花の英名「Red spider lily(赤い蜘蛛ユリ)」もなかなか的を射たネーミングですよね。
4.特性から付けられた名前

葉見ず花見ず(ハミズハナミズ)
捨て子花(ステゴバナ)

彼岸花は・・・
 
  花が咲いて、
      それが散ってから、
            草が生えます。
 
そんな特性から付けられた名前です。
 
 「葉見ず花見ず」という名前は『花と草が一緒には成長しない』という意味で、「捨て子花」とは花と草を親子に見立ててネーミングされているんですよ。

 
 

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あとがき・・・

彼岸花の花言葉をご紹介しました。それでは最後に…花言葉をまとめておきますね。
 
花言葉のまとめ

赤い彼岸花の花言葉
悲しい思い出、再会、あきらめ、独立、転生、情熱
白い彼岸花の花言葉
また会う日を楽しみに、思うのはあなた一人
黄色い彼岸花の花言葉
深い思いやりの心、追想、陽気、元気な心
 
 外国の花言葉の本には「彼岸花の項目」は見当たりませんでした。なので…すべて日本で付けられた花言葉なのでしょうね。

 

けいすけ
繰り返しになりますが…一見ポジティブに思える「陽気」や「情熱」などの花言葉も、根底には亡き人を偲ぶ意味合いがあると思いますのでご注意くださいね。それじゃあ…

 
 
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記事:けいすけ
 
 
 

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