凛とした姿が素敵な水仙(スイセン)
 
冬の寒い季節に、背筋を伸ばすようにして咲く姿が、なんとも素敵な花ですよね。わが家でもお正月には必ず飾る、大好きな花なんです。
 
そんな凛々しい水仙の花には「はて?どんな花言葉が付いているのかな」と調べてみました。すると…
 
花言葉の由来に怖いギリシャ神話が関係していたんです!
 

 
この記事では「水仙の花言葉」とその「意味」や「由来」を解説します。
 
あわせて「水仙の花情報」「水仙の名前の由来」もご紹介しますので是非ご覧ください。

けいすけ
果たして、怖いギリシャ神話とは?乞うご期待ください。

 
 
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水仙(スイセン)の花言葉

 それでは早速、水仙(スイセン)の花言葉をご紹介しますね。その花言葉とは…
 
 

 

自己愛・うぬぼれ・自尊心・気高さ

 

 

けいすけ
むむむ・・・何だか悪い意味の花言葉が並んでいますね。どうしてこんな花言葉が付けられたのでしょうか?

 
 
 これらの花言葉はあるギリシャ神話が由来となっています。そのお話をご紹介しますね。

水仙にまつわるギリシャ神話①
 
むかしむかし、ある村に「ナルキッソス」という美少年が住んでいました。
 
彼はその美貌から、たくさんの女性を虜にしてきましたが、女性に対する態度はとても冷たくて、自分から人を愛することはありませんでした。
 
 

 
ある日のこと・・・森の妖精「エコー」が彼に一目惚れをして声を掛けます。しかし相手の言葉を繰り返すことしかできない彼女は、ナルキッソスに酷いコトバで罵られ、振られてしまいます。
 
エコーはそのショックで肉体を失ってしまい、声だけの存在になりました
 
 
 

 
復讐の女神「ネメシス」は、エコーの愛を踏みにじったナルキッソスが許せず…『人を愛せないものは自分自身でも愛していろ!』と呪いをかけたのでした。
 
 
 

 
すると、たちまち・・・ナルキッソスは泉に映った自分の姿に恋をします。
 
彼は、恋の苦しみによって、食事はのどを通らず、夜もほとんど眠れなくなって、徐々に衰弱していきます。そして最後には…
 

 
一本の白い水仙に姿を変えたのでした。
 
それが水仙の始まりだと言われています。
 

けいすけ
呪いをかけられて、最後は花に姿を変えるなんて…なんとも怖い話ですね。

 
 このギリシャ神話が由来となって『自己愛、うぬぼれ、自尊心、気高さ』の花言葉が付けられたと言われています。どれもナルキッソスの姿そのままですよね。
 
 

ちなみに・・・

 

お話に出てくるナルキッソスは“ナルシストの語源”に、そしてエコーは“木霊(こだま)のエコーの語源”になっているんですよヤッホー

 
 

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せんせい
水仙には『色別』『種類別』にも花言葉が付けられていますので、続いてご紹介しますね。

水仙の色別の花言葉

ここでは「黄色い水仙」の花言葉をご紹介します。

黄色い水仙の花言葉

「もう一度愛してほしい」「私のもとに帰って」
 
 
 ヨーロッパでは悪い花言葉が付くことが多い“黄色の花”ですが、今回は少し趣きが変わって、なんだか切ない花言葉ですね。この花言葉もあるギリシャ神話が由来となっています。
 
 

水仙にまつわるギリシャ神話②
 
農作物の恩恵を人間に与えてくれる農業の女神デメテル。彼女には溺愛する「ペルセポネ」という娘がいました。
 
 

 
ある日のこと・・・ペルセポネは『白い水仙を見つけ、それを摘み取ります。すると突然、地獄の神プルトンが現れて、ペルセポネは地獄へと連れ去られたのでした。
 
彼女の手から落ちた白い水仙は『黄色い水仙になったと言われています。
 

けいすけ
いきなり地獄に連れ去られるなんて…これまた怖い話ですね。

 
 プルトンが抱くペルセポネへの身勝手な愛情が「もう一度愛してほしい」、そして娘を奪われたデメテルの心情が「私のもとへ帰って」の由来だと言われています。
 
 
 

このギリシャ神話は「ザクロの花言葉」の記事で詳しく紹介しています。読んでよね

ザクロの花言葉!その意味や由来にはギリシャ神話と深い関係があった

 
 

水仙の種類別の花言葉

ここでは「ラッパズイセン」と「クチベニズイセン」の2種類の花言葉をご紹介します。

ラッパズイセン(喇叭水仙)

「尊敬」「報われぬ恋」
 

 ラッパのような花冠を持った水仙です。「尊敬」はその立派な花冠に由来します。「報われぬ恋」は、ナルキッソスまたはプルトンに由来すると考えられます。イギリス人が大好きな水仙なんですよ。

 

クチベニズイセン(口紅水仙)

「素敵な装い」「詩人の心」
 

 花冠が赤く縁取られていて、まさしく口紅のようです。花言葉もその印象的な姿に由来すると考えられます。とても素敵な花言葉ですよね。

 

せんせい
水仙の花言葉は、全般にあまり良くありませんが、良い意味を持つ「ラッパズイセン」や「クチベニズイセン」と一緒に花束にすれば、プレゼントにもピッタリですよ!

 
 

 
 

水仙(スイセン)の花情報

ここでは水仙の花をより身近に感じていただけるように水仙の花情報をご紹介します。

水仙の花情報

科・属名= ヒガンバナ科スイセン属
学  名= Narcissus cvs.
英  名= Daffodil、Narcissus
和  名= 日本水仙
原産地 = スペイン、ポルトガル、地中海沿岸、北アフリカ
色   = 白、黄

 
 日本へは室町時代頃に中国を経由して伝わったと言われています。しかし学者の中には、水仙の球根が海をプカプカと漂って流れ着き、それが自生したと考える説もあるそうですよ。
 

けいすけ
ヨーロッパやアフリカから何年もかけて漂着したなんて…素敵なお話ですね。

 

水仙の名前の由来

 和名の『水仙(スイセン)』は、漢名からそのまま付けられました。
 

中国の古典で「仙人は、天にあるものは天仙、地にあるものは地仙、水にあるものは水仙」とされています。水辺に咲く“美しい水仙の花”を、仙人に例えたのでしょうね。

 
寒い季節に咲くため、日本では別名『雪中花(せっちゅうか)』とも呼ばれます。水仙の“凛”とした姿が浮かぶ、なんとも良い名前ですよね。

 
 
 一方・・・
 
学名の『Narcissus(ナルキックス)』は、ギリシャ語のnarke(ナルケー)が語源で、その意味は「麻痺」「無気力」です。ヒガンバナ科の水仙は、全草有毒で球根部分に催眠の成分があるために名付けられたそうです。
 

けいすけ
水仙を英語でDaffodil(ダッフォディル)またはNarcissus(ナルキッソス)といいますが、特にラッパ水仙を指すときはDaffodilを用いるそうです。

 

花言葉の一覧です!あの人にピッタリなコトバを探してみてね。

花言葉の一覧!恋愛、感謝から怖いコトバまで全416品種を大公開

 
 

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あとがき・・・

水仙の花言葉をご紹介しました。
 
それでは最後にもう一度、花言葉を繰り返してご紹介しますね。

―水仙(スイセン)の花言葉―
 
品種全体の花言葉
「自己愛、うぬぼれ、自尊心、気高さ」
 
色別の花言葉
「もう一度愛してほしい、私のもとに帰って」
 
種類別の花言葉
ラッパズイセン「尊敬、報われぬ恋」
クチベニズイセン「素敵な装い、詩人の心」
 

 

けいすけ
水仙にはネガティブな花言葉が並びますが、花も香りも素晴らしいので、他の花と織り交ぜてプレゼントしてはいかがでしょうか?

 
それでは・・・
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記事:けいすけ
 
 
 
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