けいすけ
春一番に咲く花が好き!そんな管理人の「けいすけ」です。今回ご紹介するのはこの花!


まだ雪が残る野山にいち早く咲いて春の訪れを告げる花です。釣鐘のような花が下向きに咲くので、私にとっては、少し寂しげに映る花なんですよね。
今回はそんなスノードロップの花言葉をご紹介します。ところで、みなさんはこの花にこんなウワサがあるのをご存じですか?それは…
スノードロップには怖い花言葉が存在する!

この記事を読めば、スノードロップの花言葉とその「意味」や「由来」を知ることができます。
怖い花言葉のウワサが本当なのかスッキリさせてくださいね。そのほか「花情報」や「名前の由来」に加えて「スノードロップとスノーフレークの違い」についてもご紹介しますのでお楽しみに。
けいすけ
果たしてスノードロップに怖い花言葉はあるのでしょうか?ここからは先生とお芝居ふうにお伝えします。
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Contents
スノードロップの花言葉
それでは早速、スノードロップの花言葉をご紹介します。その花言葉とは…


けいすけ
むむむ・・・特に怖い花言葉は見当たりませんね。もしかしたら花言葉の由来に怖い要素でもあるのかな?


そのお話をご紹介しますね。


エデンの園で不自由なく暮らしていたアダムとイブですが、禁断の果実


雪が降りしきる中を歩きながら、イブは冬が永遠に続くような気がして、泣きじゃくっていました。すると…
空から、ひらり、ひらりと、

天使が降りてきました。そして「もうすぐ春が来るから希望を持ってね!」と凍える二人を慰めたのでした。
天使は二人をもっと元気づけようと雪に息を吹きかけます。すると…

雪は、はらり、はらりと、地上へと落ちて、真っ白な花に変わりました。

それがスノードロップの始まりです。
冬に絶望していたアダムとイブに「希望」や「慰め」を与えて、どの花よりも先に春の兆しを知らせる花となったのです。
おしまい
このお話が由来となって「希望、慰め」の花言葉が付きました。そして「たのしい予告、恋の最初のまなざし」はスノードロップがいち早く春を知らせる花であることに由来しています。
けいすけ
心温まるお話ですね。そして花言葉の由来に怖い要素なんてありませんでした。では一体なぜ
?スノードロップの花言葉が怖いと噂されるのでしょうか?

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スノードロップの花言葉が怖いと言われる理由
スノードロップの花言葉が怖いとされる理由は、スノードロップを縁起が悪い花だと考える地域があるからだと思います。
イギリスのある農村では…

下向きに咲くスノードロップの真っ白な花が「葬式」や「死装束」を連想させるとして気味悪がられています。

また幽霊の出る古い屋敷の庭にはスノードロップが咲くなんて伝説もあり、スノードロップを家に持ち込むと、その家に不幸が訪れると言われているんですよ。
けいすけ
んんっ・・・怖いですね。それじゃあ、スノードロップは贈り物NGなんですね?

スノードロップを縁起が悪いと考えるのは、イギリスの農村など、ごくわずかな地域の話です。

欧米ではこの花を春の訪れを告げてくれる清らかな花として、2月2日の聖燭節(せいしょくせつ)には祭壇に捧げるんですよ。
※聖燭節とは・・・聖母マリア清めの祭日。カトリックでは1年間に使う蝋燭(ろうそく)をこの日に清めます。
またイギリスのある地方では、聖燭節の日に、カゴや瓶にスノードロップをいっぱい詰め込んで持ち帰り、家を清める風習もあるんですよ。
そう・・・西洋の人たちにとってスノードロップは清らかな花なんです。
―当サイトのまとめです―
スノードロップの花言葉や由来に怖い意味はありません。積極的にプレゼントして問題無いと考えます。ただしスノードロップ=縁起が悪いと考える人もいるので、しっかりと素敵な花言葉を伝えて下さいね。
けいすけ
「希望」「たのしい予告」の花言葉なら誰にプレゼントしても喜ばれそうですもんね。

―メッセージカード記入例―

ステキなメッセージを添えて贈ってね…
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スノードロップの花情報
ここでは花をより身近に感じていただけるようにスノードロップの花情報を3つご紹介しますね。
- スノードロップの花情報
- スノードロップの名前の由来
- スノードロップとスノーフレークの違い
それでは順番に解説しますね。
スノードロップの花情報
分 類= ヒガンバナ科ガランツス属
学 名= Galanthus nivalis
英 名= Snowdrop
和 名= オオマツユキソウ(大待雪草)
別 名= ガランサス、マツユキグサ(待雪草)、ユキノハナ(雪の花)
原産地 = フランス~コーカサス山脈
色 = 白
開花時期= 2月~3月
最盛期 = 2月
花持ち = 3日程度
誕生花 = 2月7日
ひっそりと咲くスノードロップ…

下向きの花が寂しげです…
学 名= Galanthus nivalis
英 名= Snowdrop
和 名= オオマツユキソウ(大待雪草)
別 名= ガランサス、マツユキグサ(待雪草)、ユキノハナ(雪の花)
原産地 = フランス~コーカサス山脈
色 = 白
開花時期= 2月~3月
最盛期 = 2月
花持ち = 3日程度
誕生花 = 2月7日
ひっそりと咲くスノードロップ…

下向きの花が寂しげです…
日本へは明治の初め頃にやってきました。
スノードロップの名前の由来
英名でもあるスノードロップ(Snowdrop)とは、雪のしずくのような花の姿に由来しています。
せんせい
別説では、ドロップ(drop)とは耳飾りのことで、雪のような耳飾りの意味から付いたとも言われています。どっちもステキだ。
学名のガランツス(Galanthus)とは、ギリシャ語のgala(乳)とanthos(花)で、ミルクのように白い花という意味です。
せんせい
和名はオオマツユキソウ(大待雪草)です。春をじっと待つスノードロップの姿が浮かびますよね。そのほかにもユキノハナ(雪の花)なんて呼び名もあります。
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スノードロップとスノーフレークの違い
スノードロップに似たスノーフレークという花をご存知でしょうか?このふたつの花って、非常に混同しやすいんです。
スノーフレーク
真っ白な花のスノードロップに対して、スノーフレークは花びらに“緑の斑点”があるのが特徴です。
それぞれの違いがひと目でわかるように一覧表にまとめました。
スノードロップ | スノーフレーク | |
科名 | ヒガンバナ科 | ヒガンバナ科 |
属名 | ガランツス属 | スノーフレーク属 |
草丈 | 20㎝程度 | 40㎝程度 |
花の直径 | 約5㎝ | 約1.5㎝ |
最盛期 | 2~3月 | 3月~4月 |
和名 | 待雪草 | 鈴蘭水仙、大待雪草 |
そのほか | 1本の茎に1個の花![]() | 1本の茎に複数の花![]() |
せんせい
違いはお分かりいただけたでしょうか?スノードロップが咲き終わると、スノーフレークの季節がやって来る…といった感じなのです。
とってもキュートな・・・スノーフレークの花言葉とその「意味」や「由来」を解説いたします。また「スノーフレークの花情報」や「名前の由来」もご紹介しますので是非ご覧ください。
あとがき・・・
スノードロップの花言葉をご紹介しました。
それでは最後にもう一度、花言葉を繰り返してご紹介しますね。
―スノードロップの花言葉―
希望
慰め
たのしい予告
恋の最初のまなざし
※スノードロップに怖い花言葉は存在しません




※スノードロップに怖い花言葉は存在しません
せんせい
清らかなスノードロップに素敵なメッセージを添えてプレゼントしてみてね。

記事:けいすけ
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