7月7日は…   七夕 です。
 
 
 ♪笹の葉さぁらさら・・・♪
 
七夕には童謡「たなばたさま」を歌いながら、笹竹に七夕飾りを飾って、願い事を書いた短冊吊るし、星にお祈りしますよね!ご存知かも知れませんが、七夕のこれらの行いにはすべて意味があるんです。なので今回はその中の・・・
 
七夕飾りの意味と由来を大特集します!
 

 
この記事では、七夕飾りの意味と由来を種類別に詳しく解説します。お子さまと一緒に七夕飾りを作りながら、その意味や由来を教えてあげれば、きっと子供たちにとってもさらに楽しい七夕になると思いますので、是非ご覧下さいね。
 
 

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七夕飾りの意味と由来

 では早速、七夕飾りの意味をご紹介しますね。ご紹介する七夕飾りは13種類です。
 

紙衣・吹き流し・巾着・投網・屑籠・折り鶴・提灯・星飾り・菱飾り・輪飾り・織姫と彦星・くす玉・西瓜

 

けいすけ
七夕飾りのイラスト右横に赤文字で「どのような願いが込められているのか?」を書いていますので…お見逃し無く!!

 
それでは順番に見ていきましょう…
 

紙衣(かみこ)

「裁縫の上達」
 

 機織りの女神である「織姫」にあやかって、裁縫の上達を祈願し、衣類に一生困らないように…との意味が込められています。また人のような形から「厄」や「病気」などの身代わりをしてもらう意味もあります。
横入りするよ・・・
子どもが健康に育つようにと、紙衣は笹竹の一番先に吊るす風習があります。子どもの健康…それが一番の願いですよね。
吹き流し(ふきながし)

「裁縫の上達」
 

 これも織姫にあやかって「裁縫や習い事の上達」を祈願する意味があります。吹き流しは“織姫が機織りで使用する糸”がモチーフとなっています。

またまた横入りだよ
青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色で吹き流しを作れば魔除けの意味も生まれるんですよ。

 

巾着(きんちゃく)

「金運上昇と倹約」
 

 金運上昇を願いながらも、質素な暮らしを心がけて倹約することを誓う意味も込められています。

 

投網(とあみ)

「幸運をたぐり寄せる」
 

 網の形から「幸せをたぐり寄せる」との意味があります。もともとは漁師たちの大漁を祈願しましたが、それが転じて、食べ物に一生困らないように…との意味もあります。

 

屑籠(くずかご)

「倹約と清潔」
 

 ものを無駄にしたり、粗末にしないという倹約の意味が込められています。また併せて、身の回りを清潔に保つという誓いも込められています。

 

折り鶴(おりづる)

「長生きを願う」
 

 千年生きると言われる鶴に長寿の願いを託しています。笹に吊るす鶴の数は、一家の中で一番年長者の年齢の分だけ飾ります。

 

提灯(ちょうちん)

「心を明るく」
 

 提灯には心を照らして明るく…そんな意味が込められています。明るい提灯のおかげで、暗い夜空から、お星さまも願い事を見つけ易いですよね。

 
 

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星飾り(ほしかざり)

「星に願いを」
 

 星までみんなの願いが届きますように…との意味があります。

 

菱飾り(ひしかざり)

「天の川」
 

 菱形は星を表し、それが連なって天の川のイメージしています。青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色で作れば魔除けの意味も生まれます。

 

輪飾り(わかざり)

「天の川」
 

 輪も星を表し、それが連なって天の川になります。これもまた青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色で作れば魔除けの意味も生まれます。

 

織姫と彦星(おりひめとひこぼし)

「永遠の愛」
 

 七夕伝説のお話ができてから約二千年です。織姫と彦星の愛情はいまだ冷めません。その二人にあやかる意味があるのでしょうね。

 

織姫と彦星の折り紙の織り方を紹介してます。簡単なので作ってみてね。

七夕 折り紙「織姫と彦星」の作り方をイラストで!!

 

くす玉(くすだま)

「魔除け」
 

 くす玉には魔除けの意味があるそうです。そのくす玉を青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色で作れば、さらに魔除けがパワーアップしますよね。

 

くす玉の作り方です。2人掛かりで1時間半ほど掛かりましたが、完成すると嬉しいですよ。

七夕飾りの作り方「折り紙のくす玉」をイラストで!!

 

こちらは24面体のくす玉です。少し難易度は高いですが、詳しく解説しています。

折り紙「24面体のくす玉」作り方をイラストで!!

 

西瓜(すいか)

「豊作を願う」
 

 西瓜、茄子などは豊作を願う意味があります。七夕飾りの西瓜は、江戸時代の浮世絵などにも出てきます。

 
 

 

 
 

7月7日ってなんで梅雨の時期にするのか?疑問に思いませんか?

七夕は旧暦ではいつなの?日付が毎年変わる理由も詳しく解説するよッ

 
 

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あとがき・・・

七夕飾りの意味と由来をご紹介しました。
 
今回は七夕飾りの記事でしたが、七夕そのものの由来や意味を知ると、さらに七夕が興味深いものに変わりますよ。是非、そちらも読んでみてね。
 

七夕の由来や意味を詳しく紹介しています。お子さまから質問攻めに合う前に是非読んでみてね。

七夕の由来や意味とは?そのルーツは裁縫の上達を願う行事だった

 

織姫と彦星が年に一度しか会えない理由を覚えていますか?これを読めばサクッと思い出せますよ!

七夕物語のあらすじがイラスト絵本で簡単に思い出せるよッ!!

 
 
それでは最後に・・・
 
七夕飾りの意味と由来を種類別にまとめておきますね。
 
 七夕飾りの意味のまとめ

  • 紙衣「裁縫が上達しますように」
  • 吹き流し「裁縫が上達しますように」
  • 巾着「お金が貯まりますように」
  • 投網「幸運をたぐり寄せる」
  • 屑籠「倹約と清潔」
  • 折り鶴「長生きを願う」
  • 提灯「心を明るく」
  • 星飾り「星に願いを」
  • 菱飾り「天の川」
  • 輪飾り「天の川」
  • 織姫と彦星「永遠の愛」
  • くす玉「魔除け」
  • 西瓜「豊作を願う」

 
 どれも子供の幸せや健康などを願うものばかりですよね。親子で七夕飾りの意味を理解しながら準備をすれば、みんなで楽しい七夕が過ごせそうですよね。
 
それでは七夕を楽しみましょうね。
 
 
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記事:けいすけ
 
 
 

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