

キャベツみたいな姿をした植物です。お正月の門松飾りに添えらるので、初詣で見たことがある人も多いと思います。花の少ない季節に見栄えのするハボタンは頼もしい存在ですよね。
今回はそんなハボタンの花言葉をご紹介します。実はハボタンには…
とっても縁起の良い花言葉が付いているんです!

この記事を読めば、ハボタンの花言葉とその「由来」や「意味」を知ることができます。
また「花情報」「名前の由来」「ハボタンの種類」についてもご紹介しますのでお楽しみに。
Contents
ハボタンの花言葉
それでは早速、ハボタンの花言葉をご紹介します。その花言葉とは…




- ハボタンの色に由来する花言葉
- 中国の故事に由来する花言葉
それでは順番にいきますよ。
1.ハボタンの色に由来する花言葉
花言葉『祝福』は、ハボタンの色に由来すると言われています。
昔からハボタンは“紅白”の2色セットで植えられるのが王道だとされてきました。


紅白は、慶事の紅白幕、お祝い袋の紅白の水引き、紅白まんじゅう…など、めでたいときには必ず用いられる色ですよね。
紅白セットが定番のハボタンもまた、その色から“縁起が良い植物”だと考えられており、そのため『祝福』の花言葉が付いたんです。
2.中国の故事に由来する花言葉
花言葉『利益』の由来には諸説ありますが、一説には「中国の故事」が関係すると言われています。
中国の三国時代・・・
かの諸葛孔明(しょかつこうめい)は、ゆく先々の戦地で、兵士たちの食料にするためキャベツを栽培していたと故事にはあります。
ハボタンの花言葉『利益』はその故事に由来して付けられました。
※とても重要
栄養いっぱいのキャベツの花言葉とその「意味」や「由来」を解説いたします。また「キャベツの花情報」や「名前の由来」もご紹介しますので是非ご覧ください。
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ハボタンの花情報
ここではハボタンの花をより身近に感じていただけるようにハボタンの花情報を3つご紹介しますね。
- ハボタンの花情報
- ハボタンの名前の由来
- ハボタンの名前の種類
それでは順番にどうぞ!
ハボタンの花情報
学 名= Brassica oleracea var.acephala
英 名= Decorative cabbage
和 名= ハボタン(葉牡丹)
別 名= ボタンナ(牡丹菜)、オランダナ(阿蘭陀菜)
原産地 = ヨーロッパ
色 = 白、赤紫、緑、褐色
開花時期= 2月~4月
最盛期 = 3月~4月
花持ち = 2週間程度
誕生花 = 12月7日
近所の八事神社での初詣にて

ボリューム感が半端ないですね。

こちらはご近所さんの葉牡丹です。色んな種類の盛り合わせですね。美しい。
日本へは1700年代の初めごろにヨーロッパから渡来したと言われています。日本で盛んに品種改良がされていて、江戸時代に多くの品種が日本で作られました。
ハボタンの名前の由来
和名のハボタン(葉牡丹)は、その美しい葉の姿をボタン(牡丹)の花に見立てて名付けられました。
和名の別名にはボタン菜、オランダ菜、花キャベツなどがあります。どれも野菜のようなネーミングで、美味しそうな響きですね。
ハボタンの種類
ハボタンには、大きさや葉の形、背丈などによって、いくつかの種類に分けられます。ここでは5つの系統のハボタンをご紹介しますね。
東京丸葉系
江戸ハボタンとも呼ばれ、日本で一番古くから栽培されている品種です。葉はキャベツのように丸くて、オーソドックスな形をしています。寒さに強く栽培しやすい。
名古屋ちりめん系
名古屋ハボタンとも呼ばれ、名古屋で古くから栽培されてきました。葉のフチが波を打ちフリル状になっているのでボリューム感があります。
大阪丸葉系
東京丸葉系と名古屋ちりめん系を掛け合わせて作られた、ちょうど2系統の中間のような品種です。寒さに強くて、色づきも良いので人気です。
切れ葉(さんご)系
葉が縮れて切り込みがはいっており、まさにサンゴのような、海藻のような、そんな形をしています。
高性系
草丈が60㎝~70㎝と高く伸びる品種です。切り花にもできます。
あとがき・・・
ハボタンの花言葉をご紹介しました。
それではもう一度、花言葉を繰り返しご紹介しますね。




それでは・・・

記事:けいすけ