けいすけ
夏に咲く花が好き!そんな管理人の「けいすけ」です。今回ご紹介する花はこの花!


夏の日差しを大きな葉っぱに浴びて、そびえ立つように育ちます。花穂を伸ばしてたくさんの花を咲かせるアカンサスは、神々しくて威厳を感じるんですよねぇ。皇帝みたいだ。
今回はそんな神々しいアカンサスの花言葉をご紹介します。実はアカンサスには…
芸術っぽい花言葉が付いているんです!

この記事を読めば、アカンサスの花言葉とその「由来」や「意味」を知ることができます。
この花には芸術を連想させるような花言葉が付いているので詳しく解説しますね。そのほか「花情報」や「名前の由来」に加えて「アカンサスの神話」もお届けしますのでお楽しみに。
けいすけ
この神話ってのが理不尽極まりないお話なんですよ。ここからは先生とお芝居ふうにお伝えします。
スポンサーリンク
アカンサスの花言葉
それでは早速、アカンサスの花言葉をご紹介します。その花言葉とは…


けいすけ
むむむ・・・なんだか芸術と関係するメッセージが並んでいますね。どうしてこの花言葉が付いたのですか?



スラリと伸びた茎、舌のような花、笠のような萼(がく)など、アカンサスは特徴的な姿をしています。ところが…花言葉の由来って、それらとは無関係なんです。
実は・・・花言葉の由来はアカンサスの葉っぱなんです。

アカンサスには、深く切り込みが入った濃い緑色の葉が生えます。その大きさは50~60㎝にもなるんです。その特徴的な姿から…

アカンサスの葉は、古代ギリシャ時代のコリント式建築で柱のモチーフにもなっているんですよ。


アカンサスの大きな葉っぱは何枚も連なるように繁殖しますが…

幾重にも折り重なりながら茂る葉っぱって、模様のように美しいですよね。

けいすけ
うーん・・・これらの花言葉を使う機会はあまり無さそうに思います。しかし芸術家志向のひとへのプレゼントにはなりそうかな?
スポンサーリンク

アカンサスの葉がコリント様式の柱のモチーフになった由来のお話も伝わっているんですよ。


紀元前5世紀ころ・・・
古代都市コリントで幼い少女が亡くなります。

少女を最後まで介護していた老婆は、その死を深く悲しみ、少女の大切なおもちゃをバスケットに入れて供えてやったのです。
やがて春になり・・・

彫刻家で、建築家のカリマコスが少女のお墓のそばを通りかかります。そして…

アカンサスの若葉がバスケットに絡んでいる姿を目撃するのでした。美しい姿で絡みつく葉っぱをすばらしいと感じたカリマコスは、それを柱のモチーフにしたと言われています。
おしまい
けいすけ
花言葉『離れない結び目』と関連するような良いお話でした。なぜだろう…涙が止まりません。
アカンサスを楽天市場で探すならこちら>
アカンサスの花情報
ここではアカンサスの花をより身近に感じていただけるようにアカンサスの花情報を3つご紹介します。
- アカンサスの花情報
- アカンサスの名前の由来
- アカンサスにまつわるギリシャ神話
それでは順番にいきますよ。
アカンサスの花情報
分 類= キツネノマゴ科アカンサス属
学 名= Acanthus mollis
英 名= Bear’s breeches
和 名= アカンサス
別 名= ハアザミ(葉薊)
原産地 = ヨーロッパ南部、北アフリカ、西南アジア
色 = 白、薄ピンク~薄紫
開花時期= 6月~9月
最盛期 = 6月
花持ち = 5日程度
誕生花 = 6月20日
学 名= Acanthus mollis
英 名= Bear’s breeches
和 名= アカンサス
別 名= ハアザミ(葉薊)
原産地 = ヨーロッパ南部、北アフリカ、西南アジア
色 = 白、薄ピンク~薄紫
開花時期= 6月~9月
最盛期 = 6月
花持ち = 5日程度
誕生花 = 6月20日
日本へは大正時代にやってきました。
アカンサスの名前の由来
学名はAcanthus mollisです。Acanthusとはギリシャ語で尖った花という意味で、苞にトゲがあることが語源です。
英名のBear’s breechesとは熊のズボンという意味です。イギリスでは、そのほかにも熊の手と呼ぶそうです。アカンサスの葉がそのように見えるということでしょうね。
けいすけ
でも・・・

手はわかるけど・・・ズボンに見えるかな??

手はわかるけど・・・ズボンに見えるかな??
和名はハアザミ(葉薊)です。これはギザギザのある葉がアザミに似ていることから名付けられました。
アザミの花言葉をその「意味」や「由来」を交えてご紹介します。実はアザミには怖い花言葉があるって噂なんですよ。その真相をスッキリ解明します。あわせて「アザミの花情報」「名前の由来」「まつわる話」もご紹介しますので是非ご覧ください。
アカンサスのギリシャ神話
それでは最後に・・・アカンサスにまつわるギリシャ神話をご紹介しますね。このお話…とにかく理不尽極まりないんですふぅ


むかしむかし・・・
ある街にアカンサスという名の美しい娘が住んでいました。

そんな娘に太陽神アポロンが一目惚れをします。そしてアポロンはアカンサスに結婚を迫ったのです。

アカンサスは丁重にプロポーズを断ります。しかしアポロンは「神である私を娘が振る筈はない」と、しつこく食い下がります。

もう!!しつこいなぁ

あまりにしつこいアポロンをアカンサスが突き放そうとした、そのとき…


アカンサスのツメがアポロンの頬を引っ掻いたのでした。

怒ったアポロンはアカンサスを花の姿に変えてしまいます。そして誕生した花がアカンサスだと言われ、そのため苞にトゲがあるのだそうです。
おしまい
けいすけ
ギリシャ神話だとはいえ、滅茶苦茶な話ですね。アカンサスが不憫でなりません。
アカンサスを楽天市場で探すならこちら>
あとがき・・・
アカンサスの花言葉をご紹介しました。
それではもう一度、アカンサスの花言葉を繰り返しご紹介しますね。
―アカンサスの花言葉―
美術
建築
技巧
離れない結び目




けいすけ
アカンサスの葉は、一万円札の模様にもなっているので財布から出して見てみてね。
それでは・・・

記事:けいすけ
広告