勿忘草(ワスレナグサ)
 

作・北原白秋
フランスの みやびの少女が さしかざす 勿忘草の 空いろの花

 
北原白秋もそう詠ったように、勿忘草にはメルヘンチックな青い花が咲きます。また勿忘草は、その姿や名前から、花言葉を代表するような存在でもありますよね。
 
今回はそんな勿忘草の花言葉をご紹介します。実は勿忘草って…
 
フランスではちょっぴり怖い花言葉も付いていたんです!
 
ワスレナグサのイラスト
 
この記事を読めば、勿忘草の花言葉とその「意味」や「由来」を知ることができます。
 
フランスでは少し怖い花言葉も存在しますので詳しくご紹介しますね。そのほか花言葉の由来となった「ドイツの伝説」や「花情報」「名前の由来」もお届けしますのでお楽しみに。
 
けいすけ
フランスのちょっぴり怖い花言葉って、どんなんやろうね。ここからは先生とお芝居ふうにお伝えします。

 
 
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勿忘草の花言葉(日本)

 まずは・・・日本での勿忘草の花言葉をご紹介しますね。その花言葉とは…
 
 

 

私を忘れないで・真実の愛

 

 

けいすけ
むむむ・・・恋人に向けたようなメッセージですね。どうしてこの花言葉が付いたのですか?

 
 
 これらの花言葉はドイツに伝わる伝説が由来となっています。そのお話をご紹介しますね。

勿忘草の伝説
 
むかしむかし・・・
 
 
ドナウ川の畔を騎士のルドルフとフィアンセのベルタが散歩していました。
 

 
するとベルタが川面に浮かぶ青い花を見つけます。ルドルフは、ベルタの喜ぶ顔が見たくて、青い花を拾うために川へと入って行ったのでした。
 
 
危ないからダメよ
ハハハ…大丈夫さ
 
 
ところが・・・
 

 
川の流れは速く、重い鎧(よろい)を身に付けたルドルフは、動きが取れなくなります。
 
 
 えいっ!
 
自分の死を悟ったルドルフは、最期の力を振り絞って、青い花をベルタのもとへ投げます。
 
 
 

Forget me not(どうか、私のことを忘れないでほしい)
ルドルフは、そう叫ぶと、水の中に飲み込まれていきました。
 
 
 

 
その後・・・ベルタは約束を守り、その青い花をいつも髪に飾って、ルドルフのことを思い続けたと言うことです。
 
おしまい
 

 
 このドイツに伝わる伝説が由来となって「私を忘れないで、真実の愛」の花言葉が付きました。ん?「真実の愛」が出てこないって?
 
ルドルフのことを思い、ベルタは生涯結婚しなかったと言われていて、それが由来となっているんです。
 
 

けいすけ
なるほどね。しかし「私を忘れないで」なんて、相手にとっては荷が重い花言葉ですね。

 
 ですよね・・・なのでシチュエーションを見極めてプレゼントしましょうね。当ブログのおすすめは…
 
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…なんていかがでしょうか?相手の立場を考えれば恋愛感情を込めないことが重要かな。
 
 
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勿忘草の花言葉(フランス)

どこの国でも勿忘草の花言葉といえば「私を忘れないで」が付いているのですが、フランスでは少し違うニュアンスのメッセージも存在しますのでご紹介しますね。
 
 人によってはちょっぴり怖い花言葉もあるんですよ。
 

 

親切・好意・私と同じようにあなたも私を愛してください

 

 

けいすけ
なるほど・・・「私と同じようにあなたも私を愛してください」かぁ…なんだか背筋が冷んやりとします。うん…確かに怖いゾ。

 
 
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勿忘草の花情報

ここでは勿忘草の花をより身近に感じていただけるように勿忘草の花情報を2つご紹介します。

  • 勿忘草の花情報
  • 勿忘草の名前の由来

勿忘草の花情報

分  類= ムラサキ科ワスレナグサ属
学  名= Myosotis scorpioides
英  名= Forget me not
和  名= ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)
別  名= ミオソティス
原産地 = ヨーロッパ~アジア
色   = ピンク、青、紫、黄、白
開花時期= 3月~5月
最盛期 = 4月
花持ち = 2日程度
誕生花 = 4月5日

 
日本へは明治時代に園芸業者が輸入したのが始まりです。
 
 
ここで一句・・・

作・宮柊二
水色に 咲ける花こそ 優しけれ 勿忘草と 教えたまへり

 
豊富な花色をもつ勿忘草ですが、やはり代表的な花色は“青”ですよね。勿忘草の花色を日本では勿忘草色(わすれなぐさいろ)と呼びます。

カラーコード:#77B8DA
こんな色です:           

 
 

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勿忘草の名前の由来

学名はMyosotis scorpioidesです。Myosotisとは、ギリシャ語でハツカネズミの耳という意味です。
 

せんせい
これは勿忘草の葉っぱが・・・

ハツカネズミの耳のような形をしていることに由来しています。

 
 
 
英名はforget me not(私を忘れないで)です。これは前述のドイツの伝説からで、ドイツ語のVergiss-mein-nicht(私を忘れないで)を英訳したものが、そのまま名前になっています。
 
せんせい
英名のforget me notって、本来なら(You)don’t forget meと表現すべきで、英文法としては違和感を覚えますよね?実はこれ、中世の文法なんだそうです。

 
 
和名のワスレナグサ(勿忘草)も外国の名前をそのまま和訳したものです。

日本へ渡来した当初は、ワスナグサと呼んでいましたが定着せず、その後にワスナグサとして定着しました。

 
 
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あとがき・・・

勿忘草の花言葉をご紹介しました。
 
それでは最後にもう一度、勿忘草の花言葉を繰り返しご紹介しますね。

―勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉―
 
(日本)
 私を忘れないで
 真実の愛
 
(フランス)
 親切
 好意
 私と同じようにあなたも私を愛してください
 

 

けいすけ
花言葉「私を忘れないで」はシチュエーションによっては非常に重たい言葉になりますのでご注意下さい。

 
それでは・・・
 
うわぁ
記事:けいすけ
 
 
 
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