けいすけ
花と花言葉、そして花にまつわる伝説が大好きな管理人「けいすけ」です。今回の花はこれです!

 
芍薬(シャクヤク)
 
スラリと伸びた茎のうえに大輪の花を咲かせる優雅な花です。上質の布が織り重なったような豪華さがなんとも魅力なんですよね。
 
そんな芍薬には「はて?どんな花言葉が付いているのかな」と調べてみました。すると…
 
ちょっぴり照れ屋さんな花言葉が付けられていたんです!
 

 
この記事では、芍薬の花言葉とその「由来」や「意味」を解説します。また花の“色別”にも花言葉が付いていますので、あわせてご紹介しますね。
 
そのほか芍薬にまつわる2つのお話を絵本風に、楽しくお届けしますので、是非ご覧くださいね。
 
けいすけ
2つのお話とは「ペオンのギリシャ神話」「小野小町の百夜通いの伝説」だよ。乞うご期待下さい。

 
 
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芍薬の花言葉 全般

 それでは芍薬(シャクヤク)全般の花言葉をご紹介しますね。その花言葉とは…
 
 

 

恥じらい・内気・はにかみ・謙遜・慎ましやか

 

 

けいすけ
むむむ・・・なんだか照れ屋さんへ向けたようね花言葉ですね。どうしてこの花言葉が付けられたのですか?

 
 
 これらの花言葉は、芍薬の“花の咲き方”に由来しています。

 
大輪の花を咲かせる芍薬、気品が溢れる素敵な花ですよね。ところが…
 
 
 

 
芍薬の花が開くのは昼の明るい時間だけで…
 
 
 

 
芍薬は“夕方”になると花を閉じてしまうんです。
 
 
 
そんな芍薬が夕方になると花を閉じてしまうところから「恥じらい、内気、はにかみ、謙遜、慎ましやか」の花言葉が付けられたと言われています。
 

 

けいすけ
由来は理解できましたが・・・人によって「恥じらい、内気、はにかみ」の花言葉はネガティブに感じるかも知れませんね。

 そうですね・・・なので自分の意図しない誤ったメッセージが伝わらないように、メッセージカードを添えるなど対策をしましょうね。
 

複数の花言葉がある場合の対策を紹介していますので、読んでみてね

花言葉の由来は?その起源や歴史に難解なコトバを解くカギがあった

 
 

 
 

芍薬の花言葉 色別

 芍薬は花の色別にも花言葉が付けられています。ここではピンク、白、赤の花言葉をご紹介しますね。

芍薬の花言葉 ピンク

「はにかみ」
 

 ピンク色には、芍薬全般と同じ「はにかみ」の花言葉が付いています。この言葉をコンプレックスに感じる人もいると思いますので、プレゼントの際はご注意くださいね。

 

芍薬の花言葉 白

「幸せな結婚」
 

 白のイメージにピッタリの花言葉ですね。香りも良くて、豪華で、見栄えのする芍薬は結婚式にも大人気なんですよ。

 

芍薬の花言葉 赤

「誠実」
 

 個人的には赤色のイメージに無いのですが、赤い芍薬には「誠実」の花言葉が付いています。しかし誰に贈っても喜んで貰えそうですよね。

 

 
 

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芍薬(シャクヤク)の花情報

ここでは芍薬の花をより身近に感じていただけるように、芍薬の花情報を3つご紹介します。

  • 芍薬の花情報
  • 芍薬の名前の由来
  • 小野小町の伝説
  • 牡丹と芍薬の違いとは?

芍薬の花情報

科・属名= ボタン科ボタン属
学  名= Paeonia laciflora
英  名= Chinese peony
和  名= シャクヤク(芍薬)
別  名= エビスグサ(夷草)、カオヨグサ(貌佳草)
原産地 = 中国、モンゴル、朝鮮半島北部
色   = 赤、ピンク、オレンジ、紫、黄、青、白など
誕生花 = 5月8日

 
日本へは平安時代に伝わったと言われています。当初は観賞用ではなく“薬”として利用されていました。

 

芍薬の名前の由来

和名の「芍薬(シャクヤク)」とは、中国名をそのまま用いて音読みにしたものです。

せんせい
中国語の“芍”には「よい味」という意味があるんですよ。

 
 
 
英名はChinese peonyです。英語にはblush like a poeny(芍薬のように顔を赤らめる)という慣用句もあるんですよ。
 
そのpeonyですが・・・これはギリシャ神話に登場する医薬の神ペオン(Paeon)に由来しています。そのギリシャ神話をご紹介しますね。

芍薬にまつわるギリシャ神話
 
むかしむかし・・・
 
 
地獄の神プルトンは大けがを負ってしまいます。
 

 
それを聞きつけた医薬の神ペオンは、オリンポスの山へ出向き、そこで採ってきた芍薬を使ってプルトンを治療したのでした。
 
 
 
 

 
ペオンの活躍を聞いた医術の神アスクレピオスは、そのことを妬んでペオンの命を奪ってしまいます。
 
 
 
 

 
プルートはペオンの死をとても悲しみ、彼を“芍薬”の姿に変えてやったと言われています。
 

 
 昔から芍薬は薬草として活用されてきました。そのため、このようなギリシャ神話が誕生したのでしょうね。
 
 

小野小町「百夜(ももよ)通い」伝説

 一方、日本にも芍薬にまつわる伝説があります。そのお話には、あの小野小町が登場するんですよ。
 

小野小町「百夜(ももよ)通い」伝説
 
絶世の美女といわれた小野小町
 
そんな彼女のもとには、求婚をする男性がひっきりなしに訪れていました。
 
 

 
深草少将もその中の一人でした。彼の熱意は誰よりも強く、遂に小野小町と結婚の約束を取り付けたのでした。
 
 

ところが・・・・

 
結婚には一つだけ条件があると言います、それは“百夜”続けて小野小町のもとに通うことだったのです。
 
 
 

 
「ふぅ~・・・これで99本だ」
約束を果たすため、深草少将は毎夜5㎞の道のりを通い、その証として、1本ずつ芍薬を植えました。
 
 
 
そして100日目の夜・・・
 

 
荒れ模様の天気の中を、深草少将は小野小町のもとへ向かいます。ところが、氾濫する川で橋ごと流されて命を落としてしまうんです。
 
 

 
小野小町は深草少将の遺骨を岩屋堂に安置して、そこで暮らしながら、彼の成仏を祈り続けたと言われています。
 
おわり。
 

 

けいすけ
う~ん・・・なんだか後味の悪いお話なんですね。

 
 百夜通いは、能の世界で創作されたお話です。ご紹介したバージョン以外にも色んなお話がありますが、どれもバッドエンドばかりなんですよね。
 

牡丹と芍薬の違いとは?

こんな言葉をご存知ですか?

 

けいすけ
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

 
 この言葉は美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを表しています。


立てば芍薬のように美しい
 
 

座れば牡丹のように美しい
 
 

歩けば百合のように美しい
 

 
 とっても素敵な日本語ですよね。ところで・・・この言葉に登場する“芍薬”“牡丹”は、同じボタン科ボタン属で、大輪の花を咲かせるところもソックリなんです。
 
そこで2つの違いをご紹介しますね。

芍薬・・・「花の宰相」とも呼ばれ、長く伸びた茎の先に花を咲かせます。“草”に分類され、冬になると枯れてしまいます。
 
牡丹・・・「花の王」とも呼ばれ、葉のうえに座るように花を咲かせます。“木”に分類され、冬を越します。

 

“花の王”と呼ばれる牡丹の花言葉です。少しネガティブな意味もあるんですよ

牡丹の花言葉の意味とは?その由来は優雅な花の姿にあった!

 

こちらは百合(ユリ)の花言葉です。由来のギリシャ神話も解説してるよ

百合の花言葉を白・黄・ピンク・赤・橙・青の色や種類ごとに解説!

 
 

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あとがき・・・

芍薬の花言葉をご紹介しました。
 
それでは最後に、芍薬の花言葉を繰り返しご紹介しますね。

―芍薬(シャクヤク)の花言葉―
 
全般の花言葉
「恥じらい、内気、はにかみ、謙遜、慎ましやか」
 
色別の花言葉
ピンク・・・「はにかみ」
白・・・「幸せな結婚」
赤・・・「誠実」
 

けいすけ
「恥じらい、内気、はにかみ」は受け取る人によってはネガティブな花言葉なのでご注意下さいね。

 
それでは・・・
 

記事:けいすけ
 
 
 
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