真夏の日射しのなかを、真っ直ぐに伸びて、大輪の花を咲かせる  百合(ゆり)
 
その堂々とした姿、真っ白で可憐な花、爽やかな香り、場所を選ばすに生える力強さ・・・すべてが癒しを与えてくれますよね。今回はそんな・・・
 

けいすけ
百合の色別種類別花言葉の大特集です!

 

 
この記事では、百合の花言葉を「色別(白・黄・ピンク・赤・オレンジ・青)」と「種類別」に分けて詳しく解説します。
 
また「百合の語源」や「百合にまつわるお話」も併せてご紹介しています。オリジナルのイラスト満載で楽しくお伝えしていますので是非ご覧下さい。
 
 
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百合(ゆり、Lily)の花言葉

百合にはたくさんの花言葉が付けられています。なので3項目に分けてご紹介しますね。

  1. 白い百合の花言葉
  2. そのほかの色別の花言葉
  3. 種類別の花言葉

 
それでは順番に見ていきましょう。

1.白い百合の花言葉

キリスト教では白い百合をとても神聖な花として考えています。復活祭(収穫に感謝するアメリカとカナダの祝日)のときには、必ず祭壇に飾って、聖母や聖人へ捧げられているんですよ。
 
そんな白い百合の花言葉は・・・
 

 

 

  純潔・威厳  

 

 
 
どちらも素敵な花言葉ですよね?
 
花言葉「威厳」は、真っ直ぐに伸びて成長する、堂々とした百合の姿に由来します。「純潔」もまた真っ白な花が咲く百合の姿から付けられています。
 
 
 
そのほか・・・「純潔」の花言葉には、あるギリシャ神話が由来しているとも言われています。そのお話をご紹介しますね。

白い百合にまつわる話
 
全能の神ゼウスは、自分の子であるヘラクレスを強い子に育てようと、眠っている妻ヘラの乳を飲ませようします。
 

ところがヘラクレスがあまりにも元気よく乳を飲んだため、ヘラはビックリして起きてしまいます。
 
 
 何やいな、ビックリするやないの・・・
ヘラはヘラクレスを突き放すと、弾みでヘラの乳が、天と地へ向けて、それぞれ飛んでゆきます。
 
 

天へと飛んだものは川になり、それが「天の川(Milky Way)」になりました。
 
 

一方、地上へと飛んだものは大地へ染み込み、その場所から植物が生えます。それが百合の始まりだと言われています。
 
 
白い百合は「ヘラの花」ともいわれ、“母性”や“純潔”のシンボルとなっています。
 

 
 
 キリスト教では、白い百合を「マドンナリリー(Madonna Lilly)」と呼んで、「純潔」のシンボルとしています。
 
 

けいすけ
「純潔」なんて結婚式にピッタリな花言葉ですよね。

 
 
 

2.そのほかの色別の花言葉

百合には白以外にもたくさんの色の花が咲きます。ここでは「黄、ピンク、赤、オレンジ、青」5色の花言葉をご紹介します。

黄色の百合

「陽気・偽り」

 うーん・・・両極端な花言葉が付いていますね。いい意味の「陽気」は、太陽のように明るい黄色に由来しています。悪い意味の「偽り」は、西洋では“黄色=裏切り”とイメージするため付けられています。

 

ピンクの百合

「虚栄心」

 ネガティブな花言葉ですね。【由来のお話です】キリストのはりつけの刑が決まり、皆がうつむいて悲しむなか、百合だけが  顔を上げていました、自分の美しさが慰めになると考えたのです。しかしキリストと目が合った途端、それが「虚栄心」だと気付き、百合は頭を垂れて顔を赤らめたといいます

 

赤い百合

「虚栄心」

 赤の百合もピンクと同じ理由で「虚栄心」という花言葉が付いています。プレゼントには向かない花言葉ですね

 

オレンジの百合

「華麗・愉快・軽率」

 オレンジは陽気で元気をくれる色です。なので花言葉も「華麗」「愉快」と素敵な言葉が付いています。しかし「軽はずみな色」と認識されるのでしょうか・・・ネガティブな花言葉も付いているので気を付けてね。

 

青い百合

花言葉はありません

 2012年サントリーホールディングスと新潟県が共同で、遺伝子組み換え技術を使い「青い百合」を誕生させました。まだ販売されていませんが、商品化とともに花言葉が付くのでは?と思います。しばらくお待ちくださいね。

 
 
 
 色別の花言葉まとめ

  • 黄色「陽気・偽り」
  • ピンク「虚栄心」
  • 赤「虚栄心」
  • オレンジ「華麗・愉快・軽率」
  • 青「花言葉はありません」

黄色とオレンジにはポジティブな花言葉もありますが、うーん・・・それぞれにネガティブな言葉が付いていますね・・・ネガティブな花言葉が気になるなら、他の花と組み合わせてプレゼントすれば安心かなと思います。

 
 

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3.種類別の花言葉

百合は、アジアを中心に世界中に自生していて、その数は100種類を超えるそうです。そして百合の種類ごとにも花言葉が付けられていますのでご紹介します。ご紹介するのは「9種類」です。
 
それでは・・・どうぞ
 

テッポウユリ

「純潔、威厳、甘美」

 ラッパ銃のような花を咲かせるため名づけられました。白い百合の花言葉にプラスして「甘美」という言葉も見られます。ラッパユリが放つ香りに由来するのでしょうね。

 

カサブランカ

「純潔、威厳、高貴」

 大輪の花が咲き、香りも素敵なカサブランカは「百合の女王」といわれています。他の百合のような花びらの斑点がほとんど無く、より白さが際立つため、「高貴」という花言葉がピッタリですね。また爽やかな香りも高貴そのものです。

 

クルマユリ

「純潔・多才な人」

 名前の由来は、葉の形が車輪のような形をしているから。花言葉の「多才な人」は、クルマユリの“むかご”を、食べたり、乾燥させて生薬としても用いたりするためだと思われます。生薬は百合(ひゃくごう)と呼び、咳止め、鎮痛、滋養、強壮などの効果があります。

 

横入りしますよ・・・
“むかご”とは、百合の茎にできる養分の塊です。

 

ヒメユリ

「誇り」

 他の百合より小ぶりな花が咲くため「ヒメユリ」と名付けられたといいます。花言葉「誇り」の由来は、小さな花が上を向いて咲く姿に、プライドがあるとされるから。

 

オニユリ

「富と誇り」

 赤鬼のような風貌から、または、他の百合より大きな花が咲くから「オニユリ」と名が付いたと言われます。「誇り」はその花の咲き姿に、「富」は茎にできる“むかご”に由来すると考えられます。

 

ササユリ

「清浄、上品」

 笹に似た葉を持つため「ササユリ」と名付けられました。「清浄、上品」とは、ササユリの姿をそのまま表現したようね花言葉ですね。花が淡いピンク色をしていてキレイです。

 

スカシユリ

「注目を浴びる、飾らぬ美」

 名前の由来は、花びらの根元が細く透けて見えるから。ただし最近人気のものは根元が幅広で透けていないそうです。花言葉の由来は、大輪の花が上を向いて咲いている姿から。もらっても嬉しい花言葉ですよね。

 白、ピンク、オレンジと色も豊富なんよ
 

カノコユリ

「荘厳・慈悲深さ・上品」

 カノコ(鹿の子)ユリの由来は、花びらの斑点が、小鹿の背中の模様に似ているから。花言葉の由来は、その咲き姿から。カノコユリの姿は、本当に美しくて、威厳を感じます。

 

ヤマユリ

「荘厳・慈悲深さ・上品」

 カサブランカ同様に、ヤマユリもまた「百合の女王」と呼ばれています。ヤマユリが咲く姿はとても美しく「荘厳、慈悲深さ、上品」の花言葉すべてがピッタリです。

 
 
 
 種類別の花言葉まとめ

  • テッポウユリ「純潔、威厳、甘美」
  • カサブランカ「純潔、威厳、高貴」
  • クルマユリ「純潔、多才な人」
  • ヒメユリ「誇り」
  • オニユリ「富と誇り」
  • ササユリ「清浄、上品」
  • スカシユリ「注目を浴びる、飾らぬ美」
  • カノコユリ「荘厳、慈悲深さ、上品」
  • ヤマユリ「荘厳、慈悲深さ、上品」

種類別の花言葉は、どれも良い意味の花言葉で、人を選ばずにプレゼントできますよね。ただし・・・種類によっては黄、ピンク、オレンジの花を咲かせます、色別でのネガティブな花言葉が気になるなら、メッセージを添えて贈れば安心です。

 
 

百合の花情報

ここでは、百合の花をより身近に感じていただくために、百合の花情報をご紹介します。

科・属名= ユリ科ユリ属
学  名= リリウム
英  名= Lilly
和  名= 百合(ゆり)
原産地 = 北半球の亜熱帯~亜寒帯
色   = 赤、ピンク、黄、オレンジ、白など

 

百合(ゆり)の語源

百合の花が風に揺れている様子から名づけられました。

「揺すり」がだんだん訛って、「ゆ(す)り」→「ゆり」になったそうです。

 
 

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あとがき・・・

百合の花言葉をご紹介しました。色別の花言葉では若干ネガティブな花言葉もありましたが、種類別などでは良い花言葉ばかりでしたね。
 
 それだけ百合が人々から愛されているってことなんでしょうねぇ・・・
 
 
それでは最後に・・・そんな世界中で愛されている百合にまつわるお話をご紹介しますね。カスピ海と黒海に挟まれた「コーカサス地方」に伝わる、ちょっぴり切ないお話です。

 百合にまつわるお話2 
 

相思相愛のプリニイとタマラ・・・二人は将来を誓った仲でした。しかしタマラの両親は二人の関係に猛反対です。
 
 
 プリニイとの結婚は絶対に許さん。
   そうよ、許しませんからね。
 
そしてタマラは別の青年と婚約することに・・・。
 
ところが・・・プリニイに逢えない苦しみに耐え切れずに、タマラは1本の百合に姿を変えてしまいます。
 
 

タマラが百合になったことを知り、プリニイは悲しみに暮れます。その悲嘆ぶりはひどく、それを哀れに思った神さまは、プリニイを雨雲 に変身させたのです。
 
 これでいつでも百合に水をあげられるぞい。
 
 

それ以来・・・この地方では、日照りが続くと、娘たちが野に百合を撒きながら、乙女の歌を歌い、雨乞いをするそうです。すると・・・雨雲が現れて涙の雨が降るんだとか・・・。
 

 
 頭を垂れたようにして咲く百合の姿が、どこか悲しげに見えるため、こんなお話を生んだのでしょうねぇ・・・切ないお話でした。
 
 
 
百合は、見た目も豪華で、香りも良いのでプレゼントにピッタリです。良い意味の花言葉を添えてプレゼントしてみてね。
 
それじゃぁ・・・
 
 
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記事:けいすけ