ダイエット効果があると言われるウォーキングですが、実際のところどのくらい歩けば何キロカロリーを消費するのでしょうか?みなさんも気になるところだと思います。
今回はウォーキングを60分間実施した場合のカロリー消費量を表にまとめました、また消費したカロリーでどのくらいの脂肪が燃焼するのかも併せてお伝えします。
Contents
ウォーキングの消費カロリー
消費カロリーの算出にはMETS法を用います。消費カロリーは「体重」や「歩くスピード」によって変わりますので体重は「45kg、50kg、55kg、60kg」の4パターン、また歩くスピードは「ゆっくり、ほどほどの速さ、早い」の3パターンで算出しております。
METS法で算出した値はあくまで大まかな値となります。道路の起伏や舗装の状況、外気温や服装や靴、性別などによっても誤差は生じると思います、しかしダイエットの目安にはなりますので活用してくださいね。
今回は60分の消費カロリーを算出しましたが、30分の消費カロリーが知りたければ0.5倍していただけたら数値が算出できます。

体重60kgの人が早歩きで60分ウォーキングをしたらあのドーナツ屋さんのチョコリング1個分を消費できる訳ですね・・・
もっと厳密にカロリー消費量を算出したい場合には下の数式で計算できます。
METSとは人間の安静時を“1”とした場合、その身体活動が何倍になるかを示した数値となります。
このページに細かく身体活動別に分けてMETSが記載されていますので参照ください。国立健康・栄養研究所『身体活動のメッツ(METs)表』です。
「(釣りと狩り)ミミズをシャベルで掘り起こす」が4.3METSだそうです(^^;)
ウォーキングで期待できるダイエット効果
ウォーキングで消費するカロリー量はお分かりいただけたと思います。それでは消費したカロリーで一体どれだけのダイエット効果が期待できるのでしょうか?
脂肪1gを燃焼させるために必要な消費カロリーは7kcalです。この値をもとに算出しました。
こちらもあくまで大まかな値になりますが目安にはなると思いますのでご活用くださいね。
(表をご覧になった感想はいかがでしょうか?)

ちょっとイマイチかも・・・
(そうですか・・・)
では・・・・ほかの運動ではどのくらいカロリーを消費できるか比べてみましょう。
今回は体重50kgのみの表なんです(^^;
やはり運動がハードになるほど消費カロリーや燃焼できる脂肪量もぐっと上がるようですね、ハードなランニングをすればおおよそ倍ちかくのカロリーが消費できる計算です。
(ご感想は?)

ランニングや水泳の方が良いのでは?
(やはりそう思いますか・・・しかし・・・)
私は断然ウォーキングをお勧めします。それにはこんな理由があります。
ウォーキングをお勧めする理由
その1 ケガをするリスクが少ない
確かにハードな水泳やランニングなどは運動効果も高く魅力的に映ると思うのですが、普段運動をしていない人がいきなりハードな運動に取り組んだりすると足腰を痛める恐れが非常に高いです。また初日をケガ無く運動をこなせたとしても翌日には激しい筋肉痛に襲われて継続的にトレーニングを続けることは困難だと思います。
その点ウォーキングは運動の中でも足腰への負担も少なく、ケガを負うリスクも低いのでどなたにも気楽に取り組むことが出来ます。(ただしウォーキングも正しい方法で取り組まねば体を痛めますので注意が必要です。)
その2 日常生活の中に取り込める
水泳やランニングに取り組むとなるとプールへ行ったりランニングウェアに着替えたりと仕事のある平日に取り込むのはなかなか大変ですよね。その点ウォーキングなら一駅前で電車を降りて歩く、普段は自転車で行く買い物を歩くなど普段の生活に取り込めるので運動を始めやすいというメリットがあります。
その3 ストレス解消になる
ウォーキングを正しい方法で行うためには腹式呼吸が重要になりますが、腹式で呼吸をすれば副交感神経が優位に働きとてもリラックスができストレス解消になるんです。
あとがき・・・
それでは最後に・・・ウォーキングでダイエット効果を上げるためにはどうしたら良いのでしょうか?
その答えは「正しい歩き方で継続すること」だと私は考えます。当たり前か(^^;
上の表を見ていただいてもわかりますが早く歩くほど消費カロリーが上がります・・・またより大股で歩くのも効果的ですよね・・・しかし最初から無理にスピードを上げたり、無理な大股で歩くのはやめるべきだと思います。なぜなら筋肉も付いていない内から無理な歩きをするのはケガのもとです。なので・・
最初の内は自分なりのペースや歩幅で取り組んでいきましょう。継続して歩くうちに筋肉が付き、スピードも歩幅も上がっていきます。それで物足らなくなってきたらランニングなどへステップアップしていけばよいかなと思います。とにかく楽しみながらウォーキングを継続しましょうね♪それでは・・・
記事:けいすけ