けいすけ
育てやすい花が好き!そんな管理人の「けいすけ」です。今回ご紹介するのはこの花!

 
ホウセンカ(鳳仙花)
 
栽培しやすいことから小学校の授業でもお馴染みの花です。細長い葉っぱのうえに赤やピンクの花が咲きます。また特徴的な果実がなる植物としても有名ですよね。
 
今回はそんなホウセンカの花言葉をご紹介します。実はホウセンカには…
 
『私に触れないで』という花言葉が付いているんです!
 
ホウセンカのイラスト
 
この記事を読めば、ホウセンカの花言葉とその「意味」や「由来」を知ることができます。
 
この花には『私に触れないで』という花言葉が付いていますので詳しく解説しますね。そのほか「花情報」や「名前の由来」「ホウセンカのギリシャ神話」もお届けしますのでお楽しみに。
 
けいすけ
『私に触れないで』の由来って、何なんやろうね?ここからは先生とお芝居ふうにお伝えします。

 
 
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ホウセンカの花言葉

 それでは早速、ホウセンカの花言葉をご紹介します。その花言葉とは…
 
 

 

私に触れないで・せっかち・短気

 

 

けいすけ
むむむ・・・ネガティブなメッセージが並びますね。どうしてこの花言葉が付いたのですか?

 
 
 それでは解説します。

 
ホウセンカは花が咲いた後に楕円形の果実がぶら下がるようになります。
 

 
よーく熟したその果実に、そろり、そろり、触ってみると…
 
 
 
パチン!
 
 
 

 
いとも簡単に果実が弾けて、種が飛び出してしまうんです。ビックリだわ。
 
そんな…ホウセンカの果実が簡単に弾けてしまう様子から「私に触れないで、せっかち、短気」の花言葉が付きました。
 

 

けいすけ
なるほど・・・果実が由来なのですね。でも…どれもプレゼントには向かないネガティブなメッセージなので要注意ですね。

 

 ところで・・・

イラストだけでは弾ける様子が分かりにくいと思いますので、その瞬間を捉えた動画をご紹介しますね。約20秒の動画です。

 
 くるりん、と殻が巻いてタネが飛び出しているのがよく分かりました!
 
 

 つづいて・・・

このホウセンカの果実が関係するギリシャ神話が伝わっていますのでご紹介します。
 
 

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ホウセンカのギリシャ神話

 ホウセンカの誕生にまつわるギリシャ神話です。疑いを掛けられた女神の悲しいお話なんですよ。
 
それではどうぞ!

 
ホウセンカのギリシャ神話
 
むかしむかし・・・
 
オリンポスの宮殿で、あらゆる神々が集まって宴会が行われていました。
 

 
そこでは神々にプレゼントするため、人数分の黄金のリンゴが用意されていました。ところが…
 

 
黄金のリンゴが1つ盗まれてしまったのです。すぐに犯人探しが始まって、ある女神に疑いがかかります。
 
 
えッ?わたし?
女神は無実でしたがそれを証明できず、ついにはオリンポスから追放されてしまったのでした。
 
 
悔しい
女神は世界中を探して回りますが真犯人は見つかりません。そして精魂尽きた女神は死んでしまったのです。
 
 
女神の無念は死後も続き、自らの亡き骸をホウセンカに変えたのでした。
 

 
この植物の果実がすぐに弾けるのは、自分は何も持っておらず、無実であることを証明しているのだそうです。
 
おしまい
 

 

けいすけ
気の毒な女神さまですね…涙が止まりません。

 
 

ホウセンカの花情報

ここではホウセンカの花をより身近に感じていただけるようにホウセンカの花情報を2つご紹介しますね。

  • ホウセンカの花情報
  • ホウセンカの名前の由来

それでは順番にどうぞ!

ホウセンカの花情報

分  類= ツリフネソウ科インパティエンス属
学  名= Impatiens balsamia
英  名= Garden balsam、Rose balsam
和  名= ホウセンカ(鳳仙花)
別  名= ツマベニ(爪紅)、ツマクレナイ(爪紅)、ホネヌキ(骨抜き)
原産地 = インド~中国南部
色   = 紅、白、紫など
開花時期= 6月~9月
最盛期 = 7月~8月
花持ち = 3日程度
誕生花 = 7月30日

 
日本へやってきたのは17世紀頃だといわれています。
 
 

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ホウセンカの名前の由来

学名のImpatienとは、ラテン語で短気、我慢ができないという意味で、成熟した果実が簡単に弾けることが由来です。
 
 
和名のホウセンカとは、中国名の『鳳仙花』を音読みにして名付けられました。
 
そして、その中国名『鳳仙花』とは、
 

 
この花の姿が鳳凰が羽を広げているように映ることが由来です。
 
 
別名ではツマベニ(爪紅)と呼ばれます。これは…かつてこの花を使って爪を赤く染めたことに由来しています。
 

せんせい
そのほかホネヌキ(骨抜き)とも呼ばれますが、この種子を飲み込めば、喉に刺さった骨が外れるという迷信から付きました。

 
 
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あとがき・・・

ホウセンカの花言葉をご紹介しました。
 
それでは最後にもう一度、ホウセンカの花言葉を繰り返しご紹介しますね。

―ホウセンカの花言葉―
 
 私に触れないで
 せっかち
 短気
 

けいすけ
ホウセンカの果実が熟したら、そっと指先で触って下さいね。

 
それでは・・・
 

記事:けいすけ
 
 
 
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