けいすけ
香ばしい果実が好き!そんな管理人の「けいすけ」です。今回ご紹介するのはこの花!


この名前を聞くと食いしん坊の私には、あのローストされたナッツばかりが浮かびます。うーん…香ばしい。でも…アーモンドには桜のような愛らしい花も咲くんですよ。
今回はそんなアーモンドの花言葉をご紹介します。実はアーモンドには…
ギリシャ神話に由来する花言葉が付いているんです!

この記事を読めば、アーモンドの花言葉とその「意味」や「由来」を知ることができます。
この花にはギリシャ神話に由来する花言葉が付いていますので詳しく解説しますね。そのほか「花情報」や「名前の由来」「アーモンドの日」についてもご紹介しますのでお楽しみに。
けいすけ
花言葉の由来となったギリシャ神話って、どんなお話やろうね?ここからは先生とお芝居ふうにお伝えします。
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アーモンドの花言葉
それでは早速、アーモンドの花言葉をご紹介します。その花言葉とは…


けいすけ
むむむ・・・ポジティブとネガティブ両方のメッセージが付いていますね。どうしてこの花言葉が付いたのですか?


まずは「愚かさ、無分別、永遠の優しさ」です。これらのメッセージはあるギリシャ神話に由来すると言われています。
そのお話をご紹介しますね。


むかしむかし・・・
トルキア(現ギリシャの北東部)にフィリスという美しい姫がいました。
ある日のこと・・・トロイ戦争からの引き上げ船がトルキアで難破し、船に乗っていた若者デモフィーンとフィリスは巡り合います。

二人はひと目で恋に落ち、将来を誓い合う仲になりました。
マッテテ



船の修理が済み、デモフィーンは『必ず戻る』と約束し母国へと帰って行きます。ところが…彼は故郷でアッティカという娘と出会い、フィリスとの約束を忘れてしまったのです。

フィリスは、来る日も、来る日も、海岸に立ってデモフィーンを待ち続けます。しかし…月日と共に彼女は衰弱して病気となり、失意の内に帰らぬ人となったのでした。
神さまはフィリスを不憫に思い、彼女の亡き骸をアーモンドの木に変えて、海岸で待たせることにしました。
やがて・・・デモフィーンがトルキアに戻ってきました。
フィリスの死を知った彼は、アーモンドの木を探し出して、自らの愚かさ、無分別さを後悔し涙を流します。
すると・・・フィリスの優しい心は、彼の過ちを許してアーモンドの木に美しい花を咲かせたということです。
おしまい
アーモンドの花言葉「愚かさ、無分別」とはデモフィーンの不誠実な行いに、「永遠の優しさ」とはそんな彼を許したフィリスの優しさに由来すると言われています。
けいすけ
なんだか切ない由来なのですね。
ところで・・・残った「希望」の花言葉の由来って何ですか?
ところで・・・残った「希望」の花言葉の由来って何ですか?

アーモンドは早春に咲きますが、ヨーロッパの人々にとって、長い冬を越えて一番に咲き出すこの花はまさに「希望」のような存在なんです。待ってました~って感じ。
けいすけ
なるほど・・・確かにアーモンドの花を見ているだけで明るい気分になりますよね。納得です。
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アーモンドの花情報
ここではアーモンドの花をより身近に感じていただけるようにアーモンドの花情報を3つご紹介しますね。
- アーモンドの花情報
- アーモンドの名前の由来
- アーモンドの日
それでは順番にどうぞ!
アーモンドの花情報
分 類= バラ科プルヌス属
学 名= Prunus dulcis
英 名= Almond
和 名= ハタンキョウ(巴旦杏)
別 名= ヘントウ(扁桃)
原産地 = アジア西部
色 = 淡紅、白
開花時期= 3月~4月
最盛期 = 3月
花持ち = 7日程度
誕生花 = 3月14日
学 名= Prunus dulcis
英 名= Almond
和 名= ハタンキョウ(巴旦杏)
別 名= ヘントウ(扁桃)
原産地 = アジア西部
色 = 淡紅、白
開花時期= 3月~4月
最盛期 = 3月
花持ち = 7日程度
誕生花 = 3月14日
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アーモンドの名前の由来
英名でもあるアーモンド(Almond)とは、ギリシャ語のアミグダレー(Amygdala)が語源です。
せんせい
アミグダレーの由来には諸説ありますが、一説にはアーモンドの種にある刻み目が関係しているといわれています。
和名ではハタンキョウ(巴旦杏)と呼ばれますが、これはジャワ島の巴旦(Ban-tan)のアンズと言う意味です。
そのほか別名でヘントウ(扁桃)とも呼ばれますが、これは平べったい桃という意味です。
せんせい
風邪の時に腫れたりする『扁桃腺』は、アーモンドの果実に似ていることから名前が付いているんですよ。
アーモンドの日
1月23日は『アーモンドの日』です。
これは2008年にカルフォルニア・アーモンド協会が制定したのですが、この日付に決まった理由は…
成人女性が摂取すると良いとされるアーモンドの分量が1日23粒だから
・・・なんだそうですよ。
けいすけ
おぉ・・・1・2・3だなんて、とても覚えやすい記念日ですね。でも大人の事情を感じるのだ。
あとがき・・・
アーモンドの花言葉をご紹介しました。
それでは最後にもう一度、アーモンドの花言葉を繰り返しご紹介しますね。
―アーモンドの花言葉―
愚かさ
無分別
永遠の優しさ
希望




けいすけ
大好きなあの人に香ばしいアーモンドをプレゼントしてみてね。ただし…ネガティブな花言葉も同居しているのでご注意を。
それでは・・・

記事:けいすけ
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こんにちわ。
AMYGDALA
という語の語源を調べていてこのページにたどりつきました。非常に充実していると感じましたので、ブログで引用元を明確にしつつ引用させていただきたいと思います。ありがとうございます。