日本の昔話には【3人の太郎】のお話がありますが、ご存知でしょうか?
 
それは「桃太郎」「浦島太郎」そして「金太郎」の3人のお話のことです。最近では携帯電話会社のキャラクターになっていたりして、お馴染みなのではないでしょうか?ところで・・・この3人のお話のなかでも・・・
 

けいすけ
金太郎の昔話を覚えていますか?

 
 

♪まさかりかつい金太郎♪
 
 
「桃太郎」と「浦島太郎」については、おおよそのストーリーを覚えていて、お話ができる人も多いと思います。しかし「金太郎」に関しては『まさかりを担いでいる』『クマと相撲を取る』など断片的な場面は思い出せても、ストーリーとなるとまったく思い出せない人も多いのでは無いでしょうか?
 
この記事では「金太郎」の物語が簡単にご理解いただけるように【7枚のイラスト】を使ってネット絵本でお話をご紹介します。また金太郎の物語を語るうえで【絶対に外せない 7つのポイント】 や【金太郎の豆知識】もご紹介しますので是非ご覧ください。
 
 

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金太郎の昔話

むかしむかしの話です・・・
 
 

足柄山に、‟まさかり”を担いだ男の子が、母親と二人で暮らしていました。名前を「金太郎」といい、とても力が強くて元気な子供でした。
 
 
 
 

金太郎の友達は山に住む動物たちでした。ある日のこと、金太郎は、森の暴れん坊のクマと出会います。そして相撲の勝負で勝ち、クマとも仲良くなりました。
 
 
 
 

力だけではありません、金太郎は心の優しい男の子です。友達が困っていれば、自慢の腕力を使って助けてあげるのでした。
 
 
 
 

その様子をこっそりと伺う者がいます。彼の名は「源頼光(みなもとのらいこう)」、各地を回って強い人間を探しているのでした。
 
 
 
 

頼光から事情を聞いた母親は、金太郎のためと考えて、頼光に仕えることに賛成しました。
 
 
 
 

頼光と母親の二人に説得されて、金太郎は都へ行く決心をしました。母親と動物たちに見送られ、金太郎は足柄山を後にするのでした。
 
 
 
 

その後、源頼光に仕えた金太郎は『坂田金時』を名乗り、『頼光四天王』のひとりとして鬼退治をしたそうです。
 
 
おしまい。
 
 

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絶対に外せない 7つのポイント

『金太郎』には、独自に脚色をされたお話がたくさんあります。例えば・・・私がかつて観たアニメでは「狂暴なイノシシとの対決」が大きく描かれていたりして、かなり違和感を感じたものですぐぬぬ
 
では『金太郎』の物語を語るうえで、どのように要点を絞ればよいのでしょうか?昔話が大好きな私が、これは ‟絶対に外せない” と思っている【7つのポイント】をご紹介します。
 
  -7つのポイント-

  1. 足柄山で暮らしている
  2. まさかりを担いでいる
  3. 山に住む動物が友達
  4. 力が強い(クマと相撲をして勝つ)
  5. 心が優しい(困っている仲間を助ける)
  6. 源頼光の家来になる
  7. 坂田金時を名乗り鬼を退治する

 
これらを踏まえて、更にコンパクトに、あらすじを130文字にまとめてみました。人にお話しする時の参考にしてくださいね。
 

130文字のあらすじ

足柄山にまさかりを担いだ男の子が母親と暮らしていました。名前を金太郎と言い、友達は山の動物達でした。クマに相撲で勝つほど力が強く、困る人がいたら必ず助ける優しい子供でした。その姿を見た源頼光に見込まれて家来になり、その後、坂田金時を名乗り鬼を退治したそうです。

 

けいすけ
金太郎がどのようなストーリーだったかお分かりいただけましたか?

 
 

金太郎の豆知識

ここでは、金太郎にまつわる5つの豆知識をご紹介します。

  • 坂田金時(金太郎)は実在した?
  • 金時豆の由来
  • きんぴらごぼうの由来
  • 金太郎飴は絵柄はなぜ金太郎なの?
  • 金時の火事見舞い(ことわざ)

 
うーん・・・果たして金太郎は実在したのでしょうか 順番に見ていきましょう。

坂田金時(金太郎)は実在した?

金太郎のお話は、実在した源頼光が出てくるなど妙にリアルで、坂田金時も実在の人物かのように思われます。しかし・・・実のところ、その存在はかなり怪しいようです。その理由は、これほどの人物にも関わらず坂田金時が出てくる史料が存在しないからです。坂田金時が登場する書物といえば「御伽草子」や「今昔物語」などファンタジーなものばかりです。
 

源頼光
 
それでは坂田金時はまったく存在しなかったのかと言うと、そうでもないようで、モデルとなった人物はいるようです。それが「下毛野公時(しもつけのきんとき)」と言う人物です。「藤原道長」に仕えていた人物で、「相撲使(相撲取りのスカウト)」をしていたそうです。
 

菅原道長
 

金時豆の由来

甘くて美味しい金時豆。この金時と言う名前は「坂田金時」に由来しています。坂田金時は真っ赤な肌をしていて、その色は、力を入れるとさらに赤くなったと言われています。『金時豆』『金時人参』『金時芋』『宇治金時』など・・・濃い赤色の食べ物を「〇〇金時」と呼ぶのはそのためなんですね。

きんぴらごぼうの由来

きんぴらごぼうという名前は、坂田金時の息子である「坂田金平(さかたきんぴら)」に由来しています。坂田金平は浄瑠璃の世界で創作されたキャラクターなのですが、父親譲りの剛力で、悪者をバッタバッタを倒す超人という設定で人気でした。当時、きんぴらごぼうは精のつく食べ物だとされており、坂田金平の力強さと重ねて名前が付けられたそうです。

金太郎飴の絵柄はなぜ金太郎なの?

金太郎飴と言えば、どこで切っても切り口に同じ顔が出てくるお馴染みの飴ですよね。でもどうして金太郎なんでしょうか?
その理由には諸説あるようですが・・・関西で人気だった「福助」や「お多福」の絵柄が入った飴を、関東向けに販売するときに、関東から近い足柄山の金太郎をデザインに選んだことから金太郎飴が誕生したそうです。

金時の火事見舞い(ことわざ)

肌の赤い坂田金時が、火事のお見舞いに行ったりなんてしたら、火事の熱気で余計に赤くなってしまうことから、顔が真っ赤な様子のことを言います。またはお酒を飲んで真っ赤な顔のこと。
 
 

織姫と彦星が年に一度しか会えない理由を覚えていますか?これを読めばスグに思い出せますよ。

七夕物語のあらすじがイラスト絵本で簡単に思い出せるよッ!!

 

浦島太郎には続きがあった?もし興味があったら読んでみてね(^^♪

浦島太郎の教訓の意味とは?省略された結末に真実があった!!

 
 

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あとがき・・・

「金太郎」のあらすじはいかがでしたか?
 
今回、この記事を書きながら「なぜ金太郎のお話は知名度が低いのか?」ずーっと考えていました。そして出た自分なりの答えが以下のは二つです・・・
 

理由その①

なまじモデルとなる人物がいてファンタジーに成り切れなかったからだと思います。金太郎の話はとにかく地味です。『鬼ヶ島』や『竜宮城』のようなワクワクするような場所も出てこないし、『桃から赤ん坊が生まれる』とか『玉手箱の煙でおじいさんになる』ような型破りな出来事もありません。とにかく地味です。

 

理由その②

童謡も悪いです。「桃太郎」と「浦島太郎」の童謡はストーリーが音楽に合わせて展開していくので、童謡を覚えればストーリーが頭に入ります。しかし「金太郎」の歌詞はグダグダなんです 『熊で馬の稽古をする』とか『ケダモノと相撲をする』などの歌詞だけです。ストーリーなんて記憶に残りようがないですよね。

 
しかし・・・
 
お話ではイマイチ不人気な金太郎ですが、キャラクターとしてはどの主人公より愛されていると思います。「健康」で「たくましく」「優しい」なんて理想の男の子ですもんね。それだけで十分なのかも知れません。
 
 
記事:けいすけ
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