私が名古屋に住むようになって、かれこれ15年ほどが経過しました。
最初は馴染めなかった名古屋めしも、手羽先にハマってからは、どんどん好きになりました。今では、味噌煮込みうどん、エビフライ、味噌カツ、ひつまぶし、きしめん、あんかけスパ、どて煮・・・すべて大好きです。
独自路線を突き進む名古屋めしの中でも、今回は味噌カツで有名な・・・
「矢場とん」本店の食レポです!
セントレアの豚さん♪
名古屋で味噌カツは何度も食べたことがあるのですが、恥ずかしながら、「矢場とん」に行ったことがなかったんです(^^; 今更ながらの食レポですが、楽しくお伝えしますので是非ご覧ください。
矢場とんとは?
1947年に創業した「味噌カツ」発祥のお店です。なんでも・・・
初代店主が、串カツをどて鍋に浸して食べてみたら、とても美味しいことに気付きました・・・そして、試行錯誤を繰り返して、現在の味噌カツを開発したそうです。
確かに・・・名古屋の縁日には、串カツをどて鍋に浸して食べるスタイルがあります。それがルーツなんですね♪
矢場とんは、いろいろな商業施設に出店しています。しかし、味噌カツを食べるなら矢場町の本店だと思うので、奥さんと二人で電車に乗り矢場町までやってきました!期待が膨らむなぁ(^^)/
来訪日記2017年7月19日(水)
漢の食レポ、スタート~
入店は16時頃。平日の夕方なので空いていました。休日には行列ができています。
1階はカウンターのみです。私たちは2階のテーブル席へ案内されました。このほかにも個室があるそうです。
イスもかわいいのですね♪ さて・・・何を食べようかな?
よーし、決めたぞ!
定食にすると、ごはん(おかわり自由)、味噌汁、おしんこが付きます。それにプラスして今日はビールも頼みました。
さて・・・

冷たい緑茶がチョット嬉しい。お手拭きやお箸の“豚さんキャラ”が何だかかわいいんですよね~

ほどなくしてビールの登場です。あれ?何か小鉢が付いてきた。

甘辛く炊いた肉そぼろです。ビールに合いますね(^^)

ごはん、味噌汁、おしんこが来ました。味噌汁が“あわせ味噌”なのが嬉しい。

鉄板とんかつの登場です・・・さて、最後の仕上げを・・・

おやじさんに味噌だれを掛けてもらえば完成です。尚、たれが跳ねるので、エプロンが用意されています。

奥さんは、ネギのトッピング(プラス50円)をしました。こっちも美味しそう。いただきます。
ふぅ~
ごちそうさまでした。おいしかったです。
総評
私ごときが、偉そうですが・・・総評をさせていただきます。

満足できない点が3つありましたので、ご紹介しますね・・・
①ごはんが少ない
とにかくご飯の量が少ないです。私は、1回おかわりしましたが、お茶碗2杯食べても物足りないです。ええ恰好しいの私は、3杯目のおかわりはできませんでした。とんかつを食べる時は、「塩釜口パセリ」のように、がっつり行きたいんですよね~
「洋食工房パセリで定食!漢(おとこ)の食レポ!」
②唯一無二では無い
矢場とんは、おいしいし、雰囲気も良いのですが・・・他の味噌カツ店より、ずば抜けて美味しいとまではいかないですね。味噌カツってどこのお店で食べてもそれなりに美味しいんです。私的には、サガミの味噌カツぐらいが、値段と味のバランスが取れていて良いです。
③値段が高い
鉄板とんかつ定食が、ほぼ二千円(税込み)です。うー・・・高い。県外から旅行で来たのなら、二千円くらい安いものですが、地元の人間が日常的に食べる定食としては、チョット高いように思います。

勝手な批評を書いてしまいましたが、矢場とんは美味しいので、また何かの記念日にでも再訪したいと思います。でも・・・矢場とんの隣には、強敵の台湾料理店「味仙」があるので、矢場町に来るとどうしてもそっちに行ってしまうんですよね(^^;
食後・・・
奥さんと大須をブラブラと散歩しながら会話します・・・
矢場とん、美味しかったなぁ。
うん、美味しかったね。
矢場とんは、久しぶり?
いや、矢場とんは初めてだよ^^
えっ!?
ウチの奥さんだけでなく、奥さんの3人の妹も、両親も、「矢場とん」に行ったことが無いそうです。そう言えば・・・名古屋で勤めていた会社のパートさんも同じようなこと言ってたぞ、名古屋人は矢場とんには行かないと・・・確かに・・・大阪の人間もじゃんじゃん横丁で串カツなんて食べないもん、それと一緒かな?
「 こんなに美味しいものがあるのに食べないなんて・・・」名古屋人の深い闇を感じながら、大須をひたすら歩く私なのでした・・・終わり。
店舗情報&地図
矢場とん 矢場町本店
場所:愛知県名古屋市中区大須3丁目6-18
電話:052-252-8810
営業時間
11:00~21:00
年中無休
地図
記事:けいすけ