

公園の花壇などをカラフルに彩る花です。私がいつもお散歩する公園にも、春になるとパンジーが植えらて、とってもキレイなんですよ。パーッと心晴れやかにしてくれます。
今回はそんなカラフルなパンジーの花言葉をご紹介します。実はパンジーには…
思い悩むような花言葉が付いているんです!

この記事を読めば、パンジーの花言葉とその「由来」や「意味」を知ることができます。
パンジーには紫、黄、白、オレンジ、青など色別の花言葉も存在しますので詳しく解説しますね。そのほか「花情報」や「名前の由来」「パンジーの神話」もお届けしていますのでお楽しみに。
Contents
パンジーの品種全般の花言葉
まずは・・・パンジーの品種全般の花言葉をご紹介しますね。その花言葉とは…




パンジーという名前は、フランス語のPenser(パンセ)が語源になっていて、その意味は考えるです。
そして、考えるとは・・・

パンジーの蕾(つぼみ)が下向きに付く様子が、頭を垂れて悩む人のように映ることが由来なんです。
ただし別説では・・・

パンジーの花びらの模様が、思い悩んでいる人の顔に見えるため、名付けられたとも言われています。
ま、どっちにしても
パンジー全般の花言葉「思い、考え、私を想って」とは、人が悩んでいるようなパンジーの姿に由来して付けらているんです。
パンジーの色別の花言葉
パンジーには色別の花言葉も存在しています。ここでは、紫、黄、白、オレンジ、赤、ピンク、青、黒について取り上げますね。
順番にどうぞ!
紫のパンジー
「思慮深い」

黄色のパンジー
「田園の喜び、慎ましい幸せ」

白のパンジー
「温和、温順」

オレンジのパンジー
「天真爛漫」

そのほかの色は?
ご紹介した4色以外で、ネットで検索されている方も多い「赤・ピンク・青・黒」の花言葉も調べてみました。その結果…
赤・ピンク・青・黒の花言葉

ビオラの花言葉
花屋さんでパンジーのことをビオラという名で売っていたりしますよね?
実は、パンジーとビオラの2種類は、学術的にまったく同じ植物なのですが、花屋さんなどでは次のように区別しているんですよ。
ビオラ・・・花のサイズがおおよそ5㎝以下
はっきりと決められた分類ではありませんからね。なので私はこのように区別しています。


そんなビオラには独自の花言葉が存在していますのでご紹介しますね。


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パンジーの花情報
ここではパンジーの花言葉をより身近に感じていただけるようにパンジーの花情報を3つご紹介します。
- パンジーの花情報
- パンジーの名前の由来
- パンジーの神話
それでは順番に解説しますね!
パンジーの花情報
学 名= Viola X wittrockaina
英 名= Garden pansy
和 名= パンジー
別 名= サンシキスミレ(三色菫)、ユウチョウカ(遊蝶花)、ジンメンソウ(人面草)
原産地 = ヨーロッパ、北アメリカ
色 = 赤、ピンク、黄、オレンジ、紫、青、白、黒
開花時期= 10月~6月
最盛期 = 10月~12月
花持ち = 3日程度
誕生花 = 12月5日
ご近所さんのパンジー

困り顔が愛らしいのです・・・
パンジーは、数種類のスミレを掛け合わせて作られた園芸品種です。19世紀以降、ヨーロッパなどで改良が盛んに行われ、たくさんの種類が誕生しています。ポーランドの国花でもあるんですよ。
日本へは江戸時代に渡来してきました。
スミレの花言葉とその「由来」と「意味」をご紹介します。スミレには紫、白、黄などの花色がありますが、その『色別』にも花言葉が付いていますのでご紹介しますね。あわせて「花情報」「名前の由来」に加え、「スミレにまつわるギリシャ神話」も楽しくお届けします。是非ご覧ください。
パンジーの名前の由来
パンジーとは、繰り返しになりますが、フランス語のPenser(パンセ)が語源です。その意味は考えるで、蕾(または花)の姿が悩んでいる人を連想させるため付きました。
別名にサンシキスミレ(三色菫)がありますが、これはパンジーがスミレ属で、花色が三色なことが多いため名付けられました。
パンジーにまつわる神話
ここではパンジーの神話を3つご紹介しますね。
まずは・・・パンジー誕生のお話です。


ある春の日のこと・・・

空からキューピッドが舞い降りてくると…

辺り一面に白いスミレが咲いていました。

その美しさに心を打たれたキューピッドはスミレに3回キスをしました。
すると・・・白いスミレが色付いてパンジーが誕生しました

続いても・・・パンジー誕生のお話です。


ある日のこと・・・キューピッドが矢を射って遊んでおりました。

むむむ・・・えいっ!

びゅーん・・・

ぐさっ!
キューピッドの矢は西の国まで飛んで…

丘に咲いていた白いスミレを傷付けたのでした。
傷によって紫色に変色したスミレは、やがて3色に色付いて、パンジーが誕生したのです

最後は・・・パンジーの香りに関するお話です。


ドイツの伝説によると・・・

むかしパンジーには、スミレと同じように、よい香りがあったそうです。しかし…

その香りのため、人々はいとも簡単にパンジーを探し当て摘んでしまうのでした。困り果てたパンジーは、神さまのもとを訪れます。



願いは聞き入れられ、それ以来、パンジーには香りがしなくなったと言われています

あとがき・・・
パンジーの花言葉をご紹介しました。
それでは最後にもう一度、パンジーの花言葉を繰り返しご紹介しますね。
全般の花言葉
「思い、考え、私を想って」
色別の花言葉
紫・・・「思慮深い」
黄・・・「田園の喜び、慎ましい幸せ」
白・・・「温和、温順」
オレンジ・・・「天真爛漫」
※赤・ピンク・黒・青の色別花言葉はありません
-ビオラの花言葉-
「誠実、信頼、忠実」
それでは・・・

記事:けいすけ