けいすけ
変わった名前の花が好き!そんな管理人の「けいすけ」です。今回ご紹介するのはこの花!


なんとも個性的な名前をもつ花ですよね。都という名のとおり、京の都を連想させるような気品あふれる花が咲きます。紫の花色が高貴な印象を与えるんですよね。
今回はそんなミヤコワスレの花言葉をご紹介します。実はミヤコワスレには…
順徳天皇に由来する花言葉が付いているんです!

この記事を読めば、ミヤコワスレの花言葉とその「意味」や「由来」を知ることができます。
花言葉の由来には順徳天皇のエピソードが関係していますので詳しく解説しますね。そのほか「花情報」や「名前の由来」もお届けしますのでお楽しみに。
けいすけ
由来となった順徳天皇のエピソードって、どんなお話やろうね?ここからは先生とお芝居ふうにお伝えします。
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ミヤコワスレの花言葉
それでは早速、ミヤコワスレの花言葉をご紹介します。その花言葉とは…


けいすけ
むむむ・・・花名と関連しそうなメッセージですね。どうしてこの花言葉が付いたのですか?




時は鎌倉時代・・・
承久の乱に敗れた順徳天皇は、都を追われ、佐渡ケ島へと流されました。そして…

第84代順徳天皇(1197-1242)
波の音しか聞こえない寂しい土地で、華やかな都の生活に思いを馳せながら、空しい日々を過ごしていたのでした。
そんなある日・・・

ふと庭先を眺めると一輪の白い花が咲いています。清らかな花を見つめていると、心がスッと落ち着いて、ほんのひととき都への憧れを忘れさせてくれるのでした。
この白い花を気に入った順徳天皇は歌を詠みます…
順徳天皇
いかにして 契りおけん 白菊を 都忘れと 名付けくるも憂し
(現代語訳)
この白菊を「都忘れ」と名付けるなんて、なんと悲しい巡り合わせだろう
(現代語訳)
この白菊を「都忘れ」と名付けるなんて、なんと悲しい巡り合わせだろう
そしてこの花はミヤコワスレ(都忘れ)と呼ばれるようになりました。
おしまい
この順徳天皇のエピソードから「別れ、しばしの憩い」の花言葉が付いたのです。なんだか沁みますよね。
けいすけ
なぜだろう・・・涙が止まりません。
※とても重要
順徳天皇が愛でたこの白い花は秋に咲いたと言われ、春に咲くミヤコワスレとは季節が合わないため別種だとの説もあります。

ネットではミヤコワスレに怖い花言葉が存在する噂もあるようですが、ご覧の通り、花言葉やその由来に怖い意味のメッセージは存在しませんので、安心してプレゼントしてくださいね!
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ミヤコワスレの花情報
ここではミヤコワスレの花をより身近に感じていただけるようにミヤコワスレの花情報を2つご紹介しますね。
- ミヤコワスレの花情報
- ミヤコワスレの名前の由来
それでは順番にどうぞ!
ミヤコワスレの花情報
分 類= キク科ミヤマヨメナ属
学 名= Miyamayomena sabatieri
英 名= Gymnaster
和 名= ミヤコワスレ(都忘れ)
別 名= ミヤマヨメナ(深山嫁菜)、ノシュンギク(野春菊)、アズマギク(東菊)
原産地 = 日本
色 = 白、赤、ピンク、青、紫
開花時期= 3月~4月
最盛期 = 4月
花持ち = 2~3日程度
誕生花 = 4月2日
学 名= Miyamayomena sabatieri
英 名= Gymnaster
和 名= ミヤコワスレ(都忘れ)
別 名= ミヤマヨメナ(深山嫁菜)、ノシュンギク(野春菊)、アズマギク(東菊)
原産地 = 日本
色 = 白、赤、ピンク、青、紫
開花時期= 3月~4月
最盛期 = 4月
花持ち = 2~3日程度
誕生花 = 4月2日
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ミヤコワスレの名前の由来
学名はMiyamayomena sabatieriです。sabatieriとは、明治初期に来日したフランス人医師サバティエ氏の名前から付きました。
せんせい
サバティエ氏は日本の製鉄所に在籍している間、熱心に日本の植物を採取していたそうです。
和名のミヤコワスレ(都忘れ)は、前述の順徳天皇のエピソード(または順徳天皇が詠んだ歌)から付いたと言われています。
ミヤコワスレ(都忘れ)を楽天市場で探すならこちら>
あとがき・・・
ミヤコワスレの花言葉をご紹介しました。
それでは最後にもう一度、ミヤコワスレの花言葉を繰り返しご紹介しますね。
―ミヤコワスレの花言葉―
別れ
しばしの憩い


けいすけ
少し独特なメッセージですが・・・しばらくお別れになるあの人に贈ってみてね。
それでは・・・

記事:けいすけ
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