私はウォーキングをするのが好きで、いつもスマートフォンで音楽を聴きながら歩いています。しかし冬場になるとすごく不快な思いをすることがあるんです。それは・・・
イヤホンの静電気
ビリリリリ・・・痛いんです
最初に・・・ビリ、ビリと小さい刺激があって、続いて・・・ビリリリリと痛みが走るんです。指先にはしる静電気のような強い痛みではないのですが、それでも不快なんですよね。
この不快な静電気による痛みを防ぐ方法は無いものか?とメーカーサイトなどでいろいろ調べてみたところ、6つの対策にたどり着きました。イヤホンの静電気でお困りの方には、多少なりともお役に立てると思いますのでご覧ください。
Contents
イヤホンからの静電気の原因とは?
対策をご紹介する前に、なぜイヤホンから静電気が起こるのか?その原因を知ることが重要だと思います。なので…まずはイヤホンに静電気が発生する原因を解説しますね。
指先でバチっとなる静電気
ドアノブなどを触った瞬間に“バチっ”とはしる静電気、冬場などに経験されている方も多いですよね。これは人間の体に貯まった静電気が、ドアノブなどに触れた瞬間に放電するため発生します。
人体⇒ドアノブ バチっ
これが痛いんですよね
イヤホンからビリビリする静電気
ところが・・・イヤホンからビリビリする静電気は、スマートフォンに静電気が貯まり、それがイヤホンを通して人間の耳に放電されるため発生しているのです。
スマホ⇒イヤホン⇒人体 ビリビリ
なのでイヤホンからの不快なビリビリを防ぐには、スマートフォンに静電気を貯めないようにすることが対策の中心となります。

イヤホンからの静電気を抑止する6つの対策
スマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどのメーカー各社が推奨する対策を“6つ”ご紹介します。どの対策も100%静電気を防げる訳ではないのですが、静電気抑止効果はあると思いますので是非お試しください。
- 室内を加湿する
- 手の保湿する
- 衣類に注意する
- スマホケースを利用する
- 出し入れの頻度を減らす
- イヤホンの種類を選ぶ
それでは順番に解説していきますね。
1.室内を加湿する
湿度が40%未満だと静電気が発生しやすくなると言われます。加湿器などを使って室内の湿度40%以上を目安に加湿をしましょう。(湿度が60%を超えてくると結露やカビなどの恐れがありますのでご注意下さい。)
2.手を保湿する
ハンドクリームなどを使って手を保湿しましょう。スマートフォンを潤った手で触れば、操作するたびに、スマートフォンから人体へ静電気を放出して、静電気を貯め込まないようにしてくれる解釈だと思います。
私は使用したことがありませんが、静電気抑止効果のあるハンドジェルなども販売されていますので、ご紹介しておきますね。
Amazonのリンクです。
3.衣類に注意する
静電気は着用する衣類の素材を選ぶことによって軽減できます。下の帯電列表で、位置が近い素材同士では静電気の発生が減少します。
人体はプラスに帯電しやすいので、同じくプラスに帯電しやすい“木綿や絹など天然素材の衣類”を着用すれば静電気の発生を抑えられます。
※帯電列表は諸条件によって変化します。
4.スマホケースを利用する
屋外でスマートフォンを使用する場合、風が強い状況下ではスマートフォンに静電気が貯まりやすくなります。風がスマートフォンに直接当たらないようにスマホケースを利用しましょう。
5.出し入れの頻度を減らす
ポケットやバッグなどから頻繁にスマートフォンの出し入れを行うと、摩擦により静電気が発生しやすくなります。ポケットやバッグに入れたままにして出し入れの頻度を減らしましょう。
ここまでは、スマートフォンで発生する静電気を抑制する対策でした。最後は、発生した静電気をイヤホンから耳へ伝えないための対策です。
6.イヤホンの種類を選ぶ
イヤホンの先端部分がゴム材質の製品(写真左側)を選べば、耳と触れる部分がゴム(絶縁体)となっているので、ビリビリ静電気で不快な思いをすることが減るそうです。
あとがき・・・
以上、6つの対策でした。
それでは最後に・・・重要な部分を繰り返します。
- 室内を加湿する
- 手の保湿する
- 衣類に注意する
- スマホケースを利用する
- 出し入れの頻度を減らす
- イヤホンの種類を選ぶ
繰り返しになりますが、これらの方法は静電気の抑止効果はありますが、100%静電気を防げるわけではありません。これらの対策を施しても、“極度の乾燥” “強い風” “屋外” などの条件が重なると、頻繁に静電気が発生する恐れがあると思います。そんな場合には・・・
・イヤホンは使用しない
・スマートフォンの電源を落としておく
などの対応も必要だと思います。
静電気によって「スマートフォンの電源が落ちて壊れた」 「イヤホンが壊れてしまった」なんて“つぶやき”がツイッターには散見されます。大事なスマートフォンやイヤホンが壊れてしまっては大変ですよね。
大事な機器を守るために、自分でしっかりと対処していきましょう。
記事:けいすけ