星型の花が美しい…桔梗(キキョウ)
 
紫の花色が何ともクールで、和の雰囲気がいっぱいの愛らしい花ですよね。
 
ところで・・・桔梗の花言葉について、こんな噂を耳にしたことはありませんか?それは…
 
桔梗には怖い花言葉が付いている。


 
ゾゾゾ…とする噂ですよね。果たして、桔梗には本当に怖くて悪い花言葉が付いているのでしょうか?調べてみました。
 
この記事では「桔梗の花言葉」とその「意味」や「由来」をご紹介します。あわせて「桔梗の花情報」「桔梗の名前の由来」そのほか桔梗の豆知識などもご紹介しますので是非ご覧ください。

けいすけ
桔梗の花言葉は本当に怖くて悪いのかな?スッキリと解決しましょうね。

 
 
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桔梗(キキョウ)の花言葉

 それではさっそく桔梗の花言葉をご紹介します。桔梗の花色には、紫、青、白などがありますが、色別の花言葉などは無くて、花言葉はすべて同じです。
 
その花言葉とは…
 

 

  清楚・誠実・変わらぬ愛・従順  

 

 
 
あれ?どの花言葉にも怖さはありません。すべて良い意味の言葉のような…あっ、もしや花言葉の由来に怖いエピソードがあるのでは
 
 
 それでは・・・花言葉の由来に“怖い要素”があるのか確認してみましょう。

まずは「清楚、誠実」とは…
 
桔梗は、星型の端正な姿をした花を咲かせます。
 

五角形を思わせる秩序だった花の姿は「誠実」そのものです。また桔梗の花色は「紫」など気品溢れる色合いですよね。それが由来となって「清楚」の花言葉が付いたと言われています。
 
 
 
続いて「変わらぬ愛、従順」とは…
 
“桔梗(balloon flower)”と言う娘が、一生涯、愛する恋人を待ち続けた」という物語が由来になっていると言われています。
 

 
この物語について調べたのですが、詳細は分かりませんでした。しかし恋人を待ち続ける女性の姿に由来して「従順」「変わらぬ愛」の花言葉が付いたと考えられます。
 

 
 というわけで・・・「桔梗の花言葉」やその「由来」に怖い要素はありませんでした。
 
 
それじゃ・・・なぜ桔梗の花言葉は怖くて悪いと噂されるのでしょうか?

桔梗の花言葉が怖いと噂される理由とは?

 桔梗の花言葉が怖いと噂される理由には、歴史上の人物が強く影響を与えていると思います。そんな彼らにまつわるお話を2つご紹介しますね。

平将門の伝説

「桔梗を植えても花が咲かない山がある関東にそんな噂がある地域があります。
 


関東の豪族「平将門」には『桔梗』という名の侍女がいました。桔梗はとても美しい娘で、将門の寵愛を一身に受けていました。ところが…この娘…じつは“敵のスパイ”だったのです。
 
娘の密告によって、将門は戦に負け続け、命からがら“ある山”に身を隠していました。その時に娘がスパイであることが発覚します。激怒した将門はその場で娘を手討ちにしたといいます。
 
それ以来、この山では桔梗を植えても花が咲かないと噂されているんです。

 
 
とても怖いですね・・・本当の話なんでしょうか?
 
 似たようなお話が、バージョンを色々変えて、関東地方のあちこちで噂されているそうです。しかしこれらはすべて平将門という強烈な個性が生み出した俗説だと言われています。

「咲かない花」にも理由があります。桔梗を漢方として利用する地域では、生薬として使用する根部分に栄養が行き届くよう、花を摘んでしまうそうなんです。それを知ってか、知らずか、誰かが将門伝説と結びつけたのでしょうね。

 
 
 でも・・・こんな話を聞いたら「桔梗=怖い」ってイメージを持ってしまいそうですね。
 

桔梗の紋

五角形で均整のとれた姿をしている桔梗は、古くから武士たちにも気に入られ、家紋として用いられています。桔梗の家紋を取り入れている人物を2名ご紹介しますね。

明智光秀


“本能寺の変”で有名な明智光秀は「桔梗紋」を家紋としていました。しかし信長を裏切ってからは「桔梗紋=裏切りの家紋」とされていたそうです。

安倍晴明


“陰陽師”で有名な安倍晴明も桔梗をモチーフにした「五芒星(ごぼうせい)」を取り入れていました。五角形には護符の意味もあるそうです。
 
 
 どちらの人物もかなり個性的で「桔梗=怖い」イメージを持ってしまいそうです。
 
いいえ!!

彼ら歴史上の人物の影響で「桔梗=なんだか怖い」のイメージがあるかも知れませんが、「桔梗の花言葉」とその「由来」には怖い要素は一切無くて、素敵な花言葉がいっぱいなんです。是非とも桔梗の悪いイメージは払拭して花言葉を楽しんではいかがでしょうか?

 

けいすけ
確かに・・・桔梗の花言葉は「花の美しさ」や「愛する人を思い続ける物語」に由来する“良い花言葉”ばかりでした。また桔梗はとても美しい花なのでプレゼントに用いないのは勿体ないですね。

 
 
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桔梗(キキョウ)の花情報

 それではガラッと雰囲気を変えて…ここでは「桔梗の花情報」と「桔梗の名前の由来」をご紹介します。そのほか豆知識として「桔梗は秋の七草」もご紹介します。
 

桔梗の花情報

科・属名= キキョウ科キキョウ属
学  名= Platycodon Grandiflorum
英  名= Balloon flower、Chinese bellflower
和  名= 桔梗
原産地 = 東アジア
色   = 紫、青紫、白など

 
英名「Balloon flower(バルーンフラワー)」は、桔梗の蕾(つぼみ)が風船のような姿をしているため名付けられました。

 開花直前のはち切れそうな蕾が何とも愛らしいんですよね。
 

桔梗の名前の由来

中国から伝わった漢名の「桔梗」を音読みにして、かつては「キチコウ」と呼ばれていました。やがて、それが変化して「キキョウ」になったと言われています。

漢名の由来は

乾燥させた“桔梗の根”が非常に硬いことに由来します。桔梗は生薬として漢方に用いられ、根を煎じた“桔梗湯”は「のどの腫れ、痛み」の緩和に効果があるんですよ。

 
 
 
 
ところで・・・

この桔梗の花、昔は“別の名前”で呼ばれていたのをご存知ですか?実は…万葉の時代に、桔梗の花は「アサガオ」と呼ばれていたんです。

 
 
ムムム…朝顔?
そうなんです

万葉の時代、朝に咲く美しい花はすべて「アサガオ(朝貌)」と呼んでいたんです。そのため桔梗(キキョウ)、木槿(ムクゲ)、昼顔(ヒルガオ)なんかもすべて「アサガオ」と呼ばれていたんですよ。

“万葉集”にこれを裏付ける歌が詠まれていますのでご紹介しますね。
 
 

山上憶良
朝顔は 朝露負(あさつゆお)ひて 咲くといへど 夕かげにこそ 咲きまさりけれ
(訳)朝顔は朝露を浴びて咲くというけれど、薄暗い夕暮れの中でこそ、ひときわ美しく咲くんだよ

 
 なるほど!確かに…私たちの知る朝顔は昼過ぎには萎んでしまいますもんね。納得しました。
 

朝顔の花言葉はこちらです。少し怖い花言葉もあるよ!

朝顔の花言葉には怖い意味もある!色別、種類別のコトバも紹介するよ

 

桔梗は秋の七草

夏から秋にかけて咲く桔梗の花は、その美しさから「秋の七草」のひとつに選ばれています。
 
秋の七草を紹介すると…
 萩(ハギ)
 薄(ススキ)
 葛(クズ)
 撫子(ナデシコ)
 女郎花(オミナエシ)
 藤袴(フジバカマ)
 桔梗(キキョウ)
…以上になります。
 
“秋の七草”は、さきほど登場した「山上憶良」が詠んだ2首の和歌がその起源だと言われているんですよ。
 

山上憶良
(1首目)
秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
 
(2首目)
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花

―万葉集より―


 
 現代語訳です…

秋の野に咲く花を、指折り数えてみたら7種類あったよ、萩の花、尾花、葛の花、撫子の花、女郎花、そして藤袴、朝顔の花

 
「春の七草」が無病息災を願うのに対して、「秋の七草」はその美しさを愛でるものだと言われています。秋の野原にお出掛けしたら7種類を探してみてね。
 

秋の七草の覚え方はこちら。チョットしたコツで簡単に記憶できますよ。

秋の七草の覚え方!語呂合わせで楽らく暗記できるよッ

 
 

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あとがき・・・

桔梗の花言葉とその由来をご紹介しました。
 
もう一度、桔梗の花言葉を繰り返してご紹介しておきますね。

―桔梗(キキョウ)の花言葉―
 清楚
 誠実
 変わらぬ愛
 従順

 

けいすけ
「桔梗の花言葉」とその「由来」には怖い要素は無くて、“良い意味の花言葉”が並んでいました。桔梗は美しい花なので、大切な方へのプレゼントにもピッタリですよ。

 
怖い花言葉をご所望ならこちらで探してね。

花言葉の一覧です!怖い花言葉もいっぱいあるよ

花言葉の一覧!恋愛、感謝から怖いコトバまで全416品種を大公開

 
 
それでは…
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記事:けいすけ
 
 
 

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