

和名ではヒナギク(雛菊)と呼ばれます。雛という名前の通り、さまざまな形や色で咲く花は、どれも愛らしい姿をしているんですよ。見ているだけで幸せな気分になるのです。
今回はそんな愛らしいデイジーの花言葉をご紹介します。ところで…デイジーにはこんなウワサがあるのを知っていますか?それは…
可愛い花なのに怖い花言葉が付いている!

この記事を読めば、デイジーの花言葉とその「由来」や「意味」を知ることができます。
本当にデイジーには怖い花言葉が付いているのでしょうか?記事を読んでスッキリしてくださいね。また「色別の花言葉」や「花情報」「名前の由来」もご紹介しますのでお楽しみに。
Contents
デイジーの品種全般の花言葉
まずは・・・デイジーの品種全般の花言葉をご紹介しますね。その花言葉とは…





デージーの花は、美しく、そして清らかな姿をしています。

デイジーの学名はBellis perennisですが、Bellisとはラテン語のbellusが語源で、その意味は「美しい、きれいな、かわいらしい」なんですよ。花にぴったりでしょ?
そんな…デージーの美しく、清らかな花の姿に由来して「美人、純潔」の花言葉が付きました。

デイジーは昔から花占いに使われてきました。花びらを一枚ずつむしる占いもあれば、イギリスではこんな方法でも占ったそうです。それは…

ポケットにデイジーを忍ばせてデートに行き、デートの間に花が枯れなければ、二人の未来には希望が持てる…なんだか素敵な占いですよね。
そんな…デイジーが占いに使われることに由来して「あなたと同じ気持ちです、希望」の花言葉が付きました。

うーん・・・色々と調べたのですが・・・
ハッキリとした由来はわかりませんでした

なので・・・あくまでも個人的意見ですが…
日本ではデイジーは花屋さんで買うものですが、ヨーロッパではどこにでも繁殖するありふれた植物なんです。しかしそんな何でもない、ありふれた景色こそ「平和で幸せ」そんな意味かな?と思います。
みなさんはどう考えますか


デイジー色別の花言葉
ここでは赤、白、黄、青の4色の花言葉をご紹介しますね。
それでは順番にどうぞ!
白のデイジー
「無邪気」
無垢でピュアな白色にピッタリな花言葉ですね。
赤のデイジー
「無意識」
赤色とあまり関連が無いように思うのですが…。
黄色のデイジー
「ありのまま」
息が詰まりそうな生活をされている方への良いメッセージになるかも?
青のデイジー
「幸福、協力、恵まれている」
青いデイジーは「ブルーデイジー」と呼ばれています。デイジーと同じキク科ですが別属の花で、ルリヒナギク属に分類されます。

それでは、まとめます!
デイジーに怖い花言葉はありません。愛らしい花なので積極的にプレゼントしてね!
デイジーの花情報
ここではデイジーの花をより身近に感じていただけるようにデイジーの花情報を3つご紹介しますね。
- デイジーの花情報
- デイジーの名前の由来
- デイジーのギリシャ神話
それでは順番にどうぞ!
デイジーの花情報
学 名= Bellis perennis
英 名= Common daisy、English daisy
和 名= ヒナギク(雛菊)
別 名= エンメイギク、チョウメイギク
原産地 = ヨーロッパおよび地中海沿岸
色 = 白、ピンク、赤、紫など
開花時期= 1月~5月
最盛期 = 3月~5月
花持ち = 7日程度
誕生花 = 1月4日
デイジーのお花畑

一面に咲いていて見ていると心が晴れます…
色んな八重咲き

色んな花色があって楽しいですね
ポンポン咲き

とっても愛らしい咲き姿なのだ
ブルーデイジー

青い花色がクールなのです
日本へは明治時代にやって来ました。
デイジーの名前の由来
繰り返しになりますが・・・学名のBellisとは、ラテン語のbellusが語源で、その意味は「美しい、きれいな、かわいらしい」です。
英名でもあるデイジー(daisy)とは、day’s eye(日の眼)が語源になっています。
そしてday’s eyeとは、太陽の光があるときだけ花が開く、そんなデイジーの性質から付きました。
和名のヒナギク(雛菊)とは、まるで雛鳥のように愛らしいデイジーの姿から付きました。
和名にはほかにエンメイギク(延命菊)やチョウメイギク(長命菊)なんて呼び名がありますが、これはデイジーの花期の長さに由来しています。
マーガレットに怖くて悪い意味の花言葉が存在する…なんてウワサがありますが、果たして本当なのでしょうか?この記事ではマーガレットの花言葉とその「意味」や「由来」を詳しく解説します。また「色別の花言葉」や「花情報」「名前の由来」のほか「マーガレットの花占いで恋愛成就させる必勝法」もご紹介します。
デイジーのギリシャ神話
デイジー誕生にまつわるギリシャ神話が伝わっていますのでご紹介しますね。


むかしむかし・・・
美しい容姿を持つベリデスという名の妖精がいました。

ある日のこと・・・ベリデスは森の外れで無邪気に踊っていました。そこへ偶然、果樹園の守護神ベルタムナスが通りかかったのでした。
ベルタムナスはベリデスの美しさに目を奪われます。そして…

逃げるベリデスを、無意識のうちに追いかけていたのでした。



しつこく追いかけてくるベルタムナスの恐怖から逃れるため…

ベリデスは一輪の花に姿を変えたのでした。それがデイジーの始まりだと言われています。
おしまい
学名のBellisは、この神話に登場したベリデスが語源だともいわれています。デイジーの花言葉「美人、純潔」にピッタリのお話ですよね。
あとがき・・・
デイジーの花言葉をご紹介しました。
それでは最後にもう一度、デイジーの花言葉を繰り返しご紹介しますね。
全般の花言葉
「美人、純潔、私はあなたと同じ気持ちです、希望、平和」
色別の花言葉
白・・・「無邪気」
赤・・・「無意識」
黄・・・「ありのまま」
青・・・「幸福、協力、恵まれている」
青はキク科ルリヒナギク属のブルーデイジーの花言葉です。
※デイジーに怖い花言葉はありません、積極的にプレゼントしてくださいね。
それでは・・・

記事:けいすけ