日本人にとって特別な存在の花・・・桜。
 
桜に「寂しさ」や「儚さ」を抱く人も多いと思いますが、それは桜の咲くタイミングが、卒業や入学といった、出会いや別れのシーズンと重なるためなんでしょうねぇ。私も桜が咲きだすと妙に“そわそわ”します
 
ところで・・・そんな桜にも花言葉が存在します。
 

日本の国花のひとつだニャン
 
 この記事では、“桜の花言葉”“その意味”をご紹介しますね。
 
日本で咲く桜には多くの種類があるため、花言葉が種類別にも付けられているのですが・・・中にはネガティブな花言葉もあるので注意が必要です。
 
この記事をご覧いただいて、皆さんが意図しないところで、プレゼントした相手に誤解を与えないようにしてくださいね。
 
また併せて“フランスでの花言葉”“その意味”についてもご紹介します。オリジナルのイラストたっぷりで楽しくお届けしますので是非ご覧ください。
 
 

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桜の花言葉とその意味は?

まずは桜という品種全体としての花言葉がありますのでご紹介しますね。
 
 
桜の花言葉は・・・

精神美・純潔

 
 
 
 さすが日本を代表する花だけあって花言葉も荘厳な感じがしますね。「一斉にパッと咲いて、潔く散ってゆく」そんな姿を表したような花言葉です。武道や茶道の世界にも通じるような感じがしますね。
 
 
ところで・・・日本で咲く桜の種類は、自生する桜で100種類以上、園芸品種は200~300種類以上あると言われています。そのため桜の種類によっては独自の花言葉が付いています。
 
続いて桜の種類ごとの花言葉をご紹介しますね・・・

桜の種類ごとの花言葉

ソメイヨシノ、枝垂桜、山桜、八重桜、寒桜、寒緋桜、鬱金桜、紫桜の順に8種類ご紹介します。

ソメイヨシノ

「優れた美人」「純潔」

 日本で咲く桜の約80%がソメイヨシノだと言われています。気象庁が発表する開花予想の桜もソメイヨシノなんですよ。ソメイヨシノの花言葉は、満開の桜の美しさを表すような言葉です。贈られると嬉しいですよね。
枝垂桜

「ごまかし」「優美」

 枝垂桜とは、垂れた枝をもつ桜の総称です。桜が満開になった姿がとても豪華で美しいので「優美」いう花言葉なんでしょうね。しかし!それとは相反するような「ごまかし」という花言葉も付いているので贈るときには注意が必要です。

 
垂れた枝によって、本来の姿より美しく見えるため「ごまかし」なのかも・・・。

山桜

「純潔」「淡白」「高尚」

 日本に自生する代表的な桜です。ソメイヨシノと違い、花と葉を同時につける姿が特徴的です。花言葉は、山の中で人知れず咲く姿が表現されているようで・・・とても素敵です。
八重桜

「豊かな教養」「しとやか」

 花びらが重なって咲く桜の総称です。牡丹桜とも呼びます。花言葉「豊かな教養」は、何重にも重なった花びらの姿が、知識の蓄積のように見えるからなんでしょうね。

 
花の姿が十二単を着た女性のようで「しとやか」という言葉もピッタリやわね・・・

寒桜

「気まぐれ」

 早咲きの桜で、地域により2月初~3月初頃に咲きます。寒緋桜と山桜が交配して生まれた雑種だと言われています。花言葉の「気まぐれ」は、寒い季節に気まぐれに咲くために付いたのでしょう・・・人に贈る場合は注意が必要です。
寒緋桜(カンヒザクラ)

「あでやかな美人」

 沖縄で桜と言えばこの「寒緋桜」のことを言います。緋(ひ)色で下向きに咲く愛らしい花が特徴的です。花言葉は「あでやかな美人」ですが、確かに・・・桜の花が、艶っぽい女性のようですね。
鬱金桜(ウコンザクラ)

「優れた美人」

 黄色い八重の花が特徴的な桜です。ウコンで染めたような花色のためこの名前が付いたと言われています。鬱金桜は別名「美人桜」と呼ばれているため、この「優れた美人」という花言葉が付いたそうです。
紫桜

固有の花言葉はありませんでしたムム・・・

 名前の通り少し紫がかった桜です。花弁は通常5枚です。花弁の数が10枚以上になる品種を「八重紫桜」と呼びます。固有の花言葉はありませんが、桜の全体としての花言葉「精神美・純潔」がピッタリだと私は思います。

 
 
 
-種類ごとの花言葉まとめだよ-

どの品種の花言葉も、桜全体としての花言葉「精神美・純潔」と通じるような素敵な花言葉が多いです。しかし「枝垂桜」と「寒桜」には少しネガティブな花言葉も付いていますのでプレゼントとして贈るときには注意してくださいね。

 
 

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フランスでの花言葉は?

美しい桜はフランスでも愛されていて、花言葉も付けられています。フランスでの“桜の花言葉”と“その意味”についてご紹介しますね。
 
フランスでの桜の花言葉は・・・

私を忘れないで・・・
Ne m’oubliez pas・・・

 
うーん・・・寂しいような、そして少し怖くも思えます。この花言葉にはどのような意味があるのでしょうか?
 
 
 
この花言葉は「恋敗れて別れることになった二人の心情を表している」と言われています。
 

 
さすがは愛(アムール)の国ですね。ウーン・・・別れた後も「私のことを忘れないでね」かぁ・・・悲しい花言葉ですねぇ。
 
 

でも・・・

 
 
散ってゆく花びらに“寂しさ”や“儚さ”を感じるのは日本人もフランス人も同じなんですねぇ・・・
 

 
 そう考えると少し嬉しいですね・・・
 
 

桜の花情報

ここでは桜の花をより身近に感じていただけるように、桜の花情報をご紹介します。
 

科・属名= バラ科サクラ属
学  名= プルヌス
英  名= Japanese flowering cherry
和  名= 桜
原産地 = 日本
樹  高= 約5~7m
花の直径= 約2~3cm
色   = ピンク
開花時期= 1 2 3 45 6 7 8 9 10 11 12

 

-桜の語源-
桜の語源には諸説ありますが、有力な3つの説をご紹介しますね。

  1. 神話時代の「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」の「咲耶」がサクラになった。
  2. 桜の咲く姿が「咲き群がる」のでサクラとなった。
  3. 美しく咲く花と言う意味の「咲麗(サキウラ)」からサクラとなった。

 
 

桜の豆知識

桜の豆知識をご紹介します。ご紹介するのは圧倒的な人気品種ソメイヨシノについてです。

ソメイヨシノはクローン

日本に咲く桜の約80%を占めるソメイヨシノですが、実は・・・すべてが同じ遺伝子を持つクローンなんです。
 
なので鹿児島にあるソメイヨシノも北海道にあるソメイヨシノも遺伝子構造は同じです。
 
同じ遺伝子ゆえに、同じ場所に植えられたソメイヨシノは一斉に咲いて、一斉に散ってゆきます・・・この姿が日本人の心を掴んで離さないのでしょうねぇ。

ソメイヨシノはどうやって誕生したの?

誕生の起源には諸説ありますが有力な説をご紹介しますね。江戸時代のことです・・・
 

 
当時、江戸の植木屋には全国から様々な桜の苗木が集っていました。そこで偶然に“オオシマザクラ”“エドヒガンザクラ”が交配しているものが発見されます。それを挿し木して“ソメイヨシノ”が誕生したと言われています。
 
その新種を染井村(江戸)の植木職人が「吉野桜」と言う名前で販売をしました。しかし吉野山(奈良)の桜と混同するため、明治33年にソメイヨシノに改名し現在に至ります。

種からは育たない

日本中どこを探しても種子から育ったソメイヨシノはありません。桜には自家不和合性(じかふわごうせい)という性質があるため、ソメイヨシノ同士では交配ができずに種子が残せないためなんです。
 
自家不和合性とは・・・自分と違う遺伝子情報を持った花粉としか交配できない性質だよ。
 
もちろん他の種類の桜とは交配できるのですが、生まれた桜は性質が変わってしまうんです。なので・・・ソメイヨシノという品種は人の手で接木(つぎき)や挿し木をしない限り存続できないんです。
 
 

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あとがき・・・

桜の花言葉をご紹介しました。

それではこの記事の要点をまとめますね。

桜全体としての花言葉は「精神美・純潔」です。
 
そして品種ごとに付けられた花言葉も良い意味のものがほとんどです。しかし・・・

  • 枝垂桜「ごまかし」
  • 寒桜「気まぐれ」

といったネガティブな花言葉もありますので、人にプレゼントする時には注意してくださいね。

 
 
それでは・・・
Ne m’oubliez pas・・・
 
 
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記事:けいすけ