かぐや姫の昔話です。
 
誰もが子供の頃に聞いた馴染みのあるお話ですよね・・・

  • 竹から生まれる
  • 美しい娘
  • 月へ帰る

どれも子供心にワクワクするような内容でした。
 

 
この記事では、まず、かぐや姫の簡単なあらすじをご紹介します。そして・・・その後に、オリジナルイラストをたっぷり使った楽しいネット絵本をお届けしますね。かぐや姫が求婚する男性に出した5つの難題とは?絵本を読んで是非とも思い出してください。
 
 

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かぐや姫の簡単なあらすじ

むかし竹取りの老夫婦が住んでいました。おじいさんが竹取りをしていると光る竹を見つけます。そして竹を割ってみると中から女の子が出てきました。二人は『かぐや姫』と名付けて大事に育てました。かぐや姫は成長して美しくなり、その美しさは噂となって帝の耳に届くほどでした。そんなある日のこと・・・かぐや姫は「私は月の人間であり、月に帰らねばならない」と老夫婦へ告白します。そして満月の夜、かぐや姫は月へと帰って行きました。

 

以上、簡単なあらすじでした。

 
続いて・・・オリジナルのイラストをたっぷり使った絵本をお届けします。それでは・・・かぐや姫の絵本のはじまり、はじまり~

かぐや姫のネット絵本

むかし、むかしのお話です。
 
 
 

あるところに、竹取りのおじいさんとおばあさんが住んでいました。二人は竹やぶから竹を取ってきては、ザルやカゴに加工して売ることを生業(なりわい)としていました。ある日のこと・・・
 
 
 
 
 
 

おじいさんが、いつものように竹を取っていると・・・竹やぶの暗がりの中に、一本だけ光り輝く竹があることに気付きます。「なんじゃこの竹は?」
 
 
 
 
 
 

おじいさんは、恐る、恐る、竹に近づいて・・・竹を二つに割ってみました。そして竹の中を覗いてびっくり・・・
 
 
 
 
 
 

なんと⁉
竹の中で3寸(9センチ)ほどの可愛らしい赤ん坊が、すやすやと眠っているではありませんか。
 
 
 
 
 
 

おばあさん!!おばあさん!!
おじいさんは、赤ん坊を両手で大事に抱えて、家に向かって駆け出しました。
 
 
 
 
 
 

おばあさんは赤ん坊を見て大喜びです。子供の居なかった二人は、この可愛らしい女の子に「かぐや姫」と名付けて育てることに決めました。
 
 
 
 
 
 

竹から生まれた子供だからなのか、かぐや姫はとても成長が早く、数日もすると可愛らしい女の子へと成長しました。また・・・
 
 
 
 
 
 

かぐや姫と暮らすようになってから、おじいさんが竹取りに行くと、必ず光り輝く竹が一本あるのでした。そして竹の中には、必ず大量の小判が入っていました。
 
 
 
 
 
 

竹やぶで見つける小判のおかげで、おじいさんは村一番のお金持ちになりました。一方・・・かぐや姫は、3か月も経たない内に、年頃の女性へと成長しておりました。
 
 
 
 
 
 

かぐや姫は、それは、それは、美しい女性でした。その美しさは、村ばかりではなく、遥か遠くの都でも噂になるほどでした。そのため家には結婚を求める男性がひっきりなしに訪れました。
 
 
 
 
 
 

求婚のため家に通い続ける者の中でも、特に熱心な5名が選ばれて、かぐや姫と面会することになりました。家柄、財力、すべてに申し分のない人物ばかりです。
 
 
 
 
 
 

かぐや姫の姿を見て5人の誰もが驚きました。まさか、これほどまでに美しい娘だとは・・・。かぐや姫は、求婚への礼を述べたあと「私が求める品物を持ってきてくれた方と結婚します」と言いました。
 
 
 
 
 
 

石作皇子(いしつくりのみこ)さまには、
仏の御石の鉢(ほとけのみいしのはち)・・・
 
 
 
 
 
 

車持皇子(くらもちのみこ)さまには、
蓬莱の玉の枝(ほうらいのたまのえだ)を・・・
 
 
 
 
 
 

阿部御主人(あべのみうし)さまには、
火鼠の皮衣(ひねずみのかわごろも)を・・・
 
 
 
 
 
 

大伴御行(おおとものみゆき)さまには、
龍の頸の玉(りゅうのあごのたま)を・・・
 
 
 
 
 
 

石上の麻呂(いそのかみのまろ)さまには、
燕の子安貝(つばめのこやすがい)を・・・
 
 
 
 
 
 

どれもが無理な注文の品ばかり・・・。5人はがっくり肩を落として都へ帰って行くのでした。おじいさんとおばあさんは、かぐや姫がなぜ頑なに結婚を拒むのか?とても不思議でした。
 
 
 

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5人の噂は都じゅうに広まり、ついには、帝にまでも伝わることとなりました。
 

帝は「そんなに美しい娘なら会ってみたい」と言い、かぐや姫と対面させるよう、おじいさんに迫りました。
 
 
 
 
 
 

「都へ行ってくれないか?」おじいさんとおばあさんは説得をしますが、かぐや姫は頑なに拒否します。そんな中・・・帝は、かぐや姫に会えないことが我慢できず、こっそりと家にやって来たのでした。
 
 
 
 
 
 

(力ずくでも連れて帰れば良い・・・)そう思って家を訪れた帝でしたが・・・かぐや姫のあまりの美しさに衝撃を受けてしまい、かぐや姫を愛する気持ちだけを伝えて帰って行きました。
 
 
 
 
 
 

かぐや姫と帝は、手紙や和歌のやりとりを続けて親交を深めましたが、二度と会うことはありませんでした。

そして・・・数年の年月が流れました。
 
 
 
 
 
 

8月のある夜・・・かぐや姫は涙を流して泣いていました。「どうしたの?」おじいさんとおばあさんが心配をして尋ねると、かぐや姫は大事な話があると言って、二人を座らせました。
 
 
 
 
 
 

私は月の都の人間です。月の都の人間は、大人になると月の都に帰らなければいけないのです。そして・・・もうすぐその迎えがやってきます。
 
 
 
 
 
 

それはいつなのか?おじいさんが尋ねると・・・8月15日だといいます・・・ん?  明日じゃないか⁉
 
 
 
 
 
 

おじいさんが帝に相談すると、かぐや姫を渡してなるものかと、2千人もの軍勢を派遣してくれました。「さすがに月の都の人間も手を出せまい」誰もがそう思っていた、その時・・・
 
 
 
 
 
 

満月がひときわ明るく輝きはじめます。あまりの光の強さに、侍たちの目はくらみ、軍勢の全員が、気を失ってしまいました。
 
 
 
 
 
 

侍たちが気を失うことを待っていたかのように、空から光り輝く牛車が降りてきました。家のすぐ側に停まった牛車から二人の人影が現われました。その人影はじっとこちらの様子を伺っています。
 
 
 
 
 
 

おじいさん、おばあさん、いままでどうもありがとう・・・かぐや姫は二人の手をギュッと握り締めました。そして覚悟を決めたように立ち上がりました。
 
 
 
 
 
 

おじいさん、おばあさん、そして・・・帝さまに、
不老不死の薬です・・・

 
 
 
 
 
 

かぐや姫を乗せた牛車は、あっという間に空に舞い上がり、どんどん小さくなって見えなくなりました。おじいさんとおばあさんは月明かりに照らされながら泣いていました。
 
 
 
 
 
 

二人がもらった不老不死の薬は、火の中に投げ入れられ焼かれてしまいました。
「娘に会えないのに、永遠の命など何の意味があるのだろうか?」そう思ったのです。
 
 
 
 
 
 

薬は激しく燃えて白い煙が立ち登りました。白い煙は、高く登って行き、月に届きそうになっていました。
 
 
 
 
 
 

帝がもらった不老不死の薬は、震える手に強く握り締められていました。
「かぐや姫に会えない悲しみが続くのに、不老不死に何の意味がある?」帝はそう言って・・・月に一番近いところで薬を燃やすように命じました。
 
 
 
 
 
 

不老不死の薬は、駿河の国にある一番高い山の頂で燃やされました。それ以来、この山を「不死の山(ふしのやま)」と呼ぶようになりました。それが年月とともに訛って「富士の山」になったそうです。
 
 
おしまい。
 
 

織姫と彦星が年に一度しか会えない理由を覚えていますか?これを読めばサクッと思い出せますよ!

七夕物語のあらすじがイラスト絵本で簡単に思い出せるよッ!!

 

こんな昔話もありますよ。定番の浦島太郎です!しかし・・・実は・・・このお話には続きがあるんです!

浦島太郎の教訓の意味とは?省略された結末をネット絵本で紹介します

 
 

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あとがき・・・

かぐや姫のお話でした。
楽しんでいただけましたか?5つの難題も思い出せましたよね?
 
 
私もそうだったのですが・・・かぐや姫のお話を改めて読み直すと、忘れている部分も多かったのではないでしょうか・・・例えば・・・
①帝から求婚される
②富士山の頂上で薬を燃やす
などは・・・絵本やアニメによっては省略されていることも多いです。
 
でも・・・
 
そんな私の絵本にも、書き足らない部分が多々あるんです(^^;
言い訳になってしまいますが・・・ボリュームを抑えるためや、子供向けにするためなど致し方ありませんでしたm(_ _)m  もしオリジナルが気になる方がいらっしゃいましたら、原本をたくさんの方々がネット上にアップされていますので是非ご一読くださいね。
 
新たな発見がいろいろあってとても楽しめると思います。
 
 

記事:けいすけ
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